こんにちは
へちまです
季節は秋
郭敬明(グオ・ジンミン)さんの
作品をいくつか見たので
語ってみたいと思います
ネタバレなしでさらっといきますね
![TODAY'S](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited023_heading.png)
雲之羽
2023年9月 中国ドラマ
全24話 iQIYIにて視聴(AI翻訳)
こないだ配信が終了したとこの作品です。
事情は存じませんが郭敬明さんは「顧暁声」という名で監督を務めています。
今までクレジットのすべてを「郭・敬・明」の3文字で埋め尽くすほどの自己顕示欲を見せていた彼のリ・スタートです。
持ち前の自己顕示は健在で、脚本のみならず全ての挿入歌も自身で作曲しており「オレの言葉以外は一音も入れん」体制です。
先日見終わったとこですが、素晴らしかったです。
どんなに郭敬明さんの悪口を言ってきた人も、このドラマには力技で打ち負かされたと思います。
美しく、壮麗で、繊細で、大胆で、さらに筆跡がくっきりと見えるようなストーリーラインでした。
映像も、物語も、音も、アクションも文句のつけようがなかったと思います。
もひとつ言うならイケメンで埋めつくされていました。
イケメンを見ることをドラマ視聴の最大の目的にしているへちまは、前世でどれほどの善行を積んだのでしょうか、合掌🙏。
ちょっと思ったのですが60分のドラマが24話って、粘着質のこだわりが見えません?
そう、おたくって数に拘るんです。ちょうど一日の長さですよね。
それとセリフがね、ずっとお葬式のお香典の額を相談してるみたなぼそぼそ声なんです。
いいんですが、演じてる俳優さんのオンオフの切り替え、精神的に辛くないのかな?
メーキングを見る限りでは皆さん弾けるようにはしゃいでたし大丈夫なのかな。
ストーリーはですね、このおふたりの純愛を軸に、ふたつの勢力の争いが展開され血で血を洗う暴力物語が展開されていきます。
一瞬、複雑そうかなと思いますが、錯覚です。
今、振り返ってみたらスッキリしたお話です。
びゅーてぃふーなお二人がびゅーてぃふーな愛を育みます
見どころはたくさんあるのですが、とにかくイケメンの暴力が半端ない。
郭敬明さん、色々あったけど、こんなにたくさんイケメンはべらせて起用してホントおめでとうございます㊗️
ではライブラリーをお楽しみください。
ここで推しが見つからなければもう諦めるしかない。
こちらが主人公(まあまでした)
もみあげは地毛ですね(へちまはズラフェチです)
主人公のライバル(ウルトラに最高でした)
陰影を重視したメイクがド光り✨
ライバルの義弟で重度のブラコン(可愛すぎて悶絶しました)
ズラのバリエーションがお宝映像ですよ
主人公の助手(殺生石、立派になって)
主人公の兄ちゃん(ウルトラに最高でした)
わりと最後まで薄化粧でした。こてこてメイクでもお会いしてみたい
主人公の仲間・月組 (この役は汪鐸さんにあげてほしかった)
![目がハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/593.png)
主人公の仲間・雪組(可愛いくてそこそこの強さでした)
衣装さん、このワンパターンのファーのデザイン、再考しませんか?
主人公の仲間・雪組(可愛くて強かったです)
主人公の仲間・雪組(最後にちょろっと出てきます)
衣装さん、このワンパターンの・・・
主人公の敵(この役は汪鐸さんでもよかったかも)
監督の好みをそのままに具現化した
イケメンパラダ〜〜イス!
あくまでも好みの問題ですが、へちまは主人公のライバル役の丞磊(チェン・レイ)さんにときめきが止まりません。ダン・ルンさんの頭部を彫刻家のジャコメッティに渡して、もちっと彫ってもらったらこうなるな(ちがう)?
アルベルト・ジャコメッティ「ヤナイハラI」
1960−61 国立国際美術館 福永一夫撮影(部分)
主人公の兄ちゃん役の纪凌尘(ジン・リンチェン?で読みあってる?)さんも彫刻的な雰囲気のある方でした。
小さな頭部をのっけた身体バランスの美しさが刺さりました。
古装映えしますぅ。
前半はでっかいお帽子被ってて気づかなかった私はまだまだ修行が足りん。
長年、郭敬明監督のミューズとも言うべき存在だった汪鐸(ワン・ドゥオ)さんのお名前がクレジットにないのは悲しみしかありません。
もうひとりのミューズ陳学冬(ニーチー・チェン)さんも見かけませんでした。
リ・スタートだからかな?
でもこないだ映画「ミステリと言う勿れ」でダンディ坂野が出てることに気づかなかったし、どっかにいたのかもしれません。
知ってる方いらしたら教えてください。
(女優さんも素敵でしたがへちまはイケメン専門チャンネルのためスルーさせて頂きます)
そしてまた「雲之羽」というタイトルが素晴らしかった。
さすが言葉を操る人ですね。
この軽やかなタイトルに込められた深さ、美しさ、厳しさ、儚さが重奏的に響きます。
主人公たちの名前ともシンクロしているのですが、もうこのタイトルだけで泣けるほどですわ。
もちろん好みの問題ですが、ご覧になってない方には視聴をお勧めします。
今はまだiIQIYのカタコト日本語でしか見れませんが、センスのある翻訳で配信される日が待ち遠しいです。
いかがでしたか?
5回にわたってお届けした郭敬明(グオ・ジンミン)さんの作品。
郭敬明さんの骨太なのに繊細な美意識は、彼にしかない世界観だと思います。
今後はすでに完成しているという「陰陽師」の続編の公開を願うばかりです。
「幻城」は最後まで見てないので続編の有無はわかりませんがもういいです。
「雲之羽」はOE(オープンエンディングという最近知った新語、やっと使えた!)というやつらしいです。
こんなに完成された作品なのに、さらに余地を残して人の心に巣くおうとは、人間の欲深さとはまっこと計り知れません。
「爵跡」は透明感があって個人的にとても気に入っている作品だし、ぜんぜん完結していません。
2本見たあとでも壮大な予告編見た気分です(まるでスターウォーズや)。
これは是が非でも続編を見たいです。
それに「絵」ですので何年かかってもキャラクターが老いる心配はありません。
残念ながらキャラクターが老いなくても物語は老います。
大好きな「爵跡」が、「指輪物語」や「ハリーポッター」のように老いを知らない物語に成長することを祈って今回の連載を終えます。
画像は作品の公式ページからお借りしています。
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