こんにちは
へちまです
ドラマも残すところわずかとなりました
重要な選択を迫られふたりが
選んだ道とは?
「君子盟」というタイトルが意味を持ちます
「わたしたちは選ばなければならない」という蘭珏の言葉にうなずく張屏。
今まで自分が大切にしてきたことを捨て去ってでも「君子として生きる」それを自らに問うさまは「君子盟」のテーマということができます。
ふたりが立てた作戦はこうです。
今、疏臨(=辜清章)は皇太后の主治医となり皇城にいます。
蘭珏が疏臨を足止めしているうちに、張屏が皇太后のもとに行き皇太后を説得するというものです。
なんか成功確率が低そうな作戦ですが、とりあえず見守りましょう。
蘭珏はお酒と贈り物を用意して疏臨を訪ねます
世慣れたふたりは思い出話などをしながらしれっとしています。
背後からの柔らかな光に包まれた男神が、整った演技を見せます。
蘭珏は「あなたは十年前、本当に毒を飲んだのですか?」と尋ねます。
疏臨の答えはイエス、でも蘭珏のためではなく、自身が絶望していたからだと仄めかします。
疏臨は実の母親である皇太后が自分を殺そうとしたことを知り絶望していたのです。
その絶望は深く救いもなかったと。
その時、もし蘭珏が彼に悩みを打ち明けていたらどうなっていたのでしょう?
あるいは逆に疏臨がすべてを話していたら?
物語は違う展開を見せていたはずだと思うとせつないです。
皇太后の治療に向かおうとする疏臨に蘭珏は自作の詩を差し出します。
十年前、疏臨が姿を消したときにしたためたものです。
もうこれはラヴレター以外の何物でもありません。
むかし古文で習った四行&五言絶句ですね。
日本人なのでよくわかりませんが、あの雪の日に疏臨が褒めてくれた形式でしょうか。
死別よりも辛い別れを嘆き
夢の中で君を想うと
疑いと期待の間で揺れる静かな表情が心に刺さります。
親指を上下に動かす小さな動きにすごい色気を感じたのは私だけではないと思います。
瞳の揺れなど、身体の小さなパーツを使って多くのことを伝えてくれます。
このふたりの演技の応酬は本当に見応えがあって「君子盟」を忘れがたい名作にしています。
こちら張屏です
疏臨(=辜清章)の助手という触れ込みで皇太后の病室へと向かいます。
そこで皇太后を説得するという作戦ですが・・
うっ、似合わない・・・
この場面の設定は疏臨の助手なのだから、この官服を着る必要があるのでしょうか?
宗威龍の魅力を引き出すような新しい衣装を一着用意しても良かったような・・。
しかし説得はうまくいかず、逆にやって来た疏臨に皇太后を刺し殺されるということに。
さらに張屏は皇太后殺害の罪をなすりつけられ、逮捕されるという最悪の展開に。
上手くいきそうにない作戦でしたもんね。
張屏が早々に付け髭を取ってくれたのだけが救いです。
衛星劇場でもオンエアが進んでおります!
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