「最高収益」「一人勝ち」「売り上げ5兆円に挑む」・・・・・


この不況の時代に、景気のいい話ばかり話題になる「ユニクロ」。


商学部卒の人間として、ちょっとマーケティングのお話を。

私、昔、ユニクロが好きで、一時期は、「タンスの中身は、ほとんどユニクロ製。出かけるときは、帽子から靴下、サンダル、カバンまで、全部ユニクロ」という時もありました。


でも、最近は全然ご無沙汰です。

近場にあった店舗が閉鎖されたことが一番ですが、それ以上に「ユニクロ離れ」になった原因は、徹底的な「女尊男卑」の経営思想。

そう、チラシを見ただけでもわかりますが、ユニクロの現在のチラシは「表面は女性ものオンリー」「裏面も、赤ちゃん用と子供用があって、その隅にやっと男性用がちょっとだけ」という感じに変わってしまいました。実際の店舗も、この前行った新宿店なんか、1階は全部女性用、2階の奥の部分に男性用がちょっとだけ、という商品配置でした。2階の男性用売り場に行くには、女性客がごった返している1階の女性用品売り場を通らないといけず、男としてはなんか遠慮がちになります。

女性用に関しては次から次へと魅力的な新製品を投入して、売り上げを増大させているユニクロですが、こと男性用に関しては、めぼしい新製品もなく、「昔あったあの服が消えた」というものばかり。

これじゃ、ユニクロで買い物する気にはなりません。

柳井正社長は、
「顧客ニーズがどこにあり、どういう商品を企画し、どのように売るか。販売後にお客さんがどんな感想を持ち、どこを改善してほしいと感じているかを常に把握する。このサイクルがきちんと回っています。」てなことを言ってますが、これは女性用に関してだけ。男性は蚊帳の外。

ユニクロの製品は、上質なため、長年着れるという特徴があります。女性のユニクロ熱がひとまわりしたら、あきられると思います。その時になって、「男性用を切り捨てていて失敗だった」と後悔しても遅いですよ。社長さん。