ヤマト運輸/ハローキティとコラボ、新たに3アイテムを販売開始 ─ 物流ニュースのLNEWS
物流業界は、人口減少や市場規模の縮小、ドライバー不足などから「これからは右肩下がり」と語られることが多い。しかし、今回のヤマト運輸とハローキティのコラボ商品を見ると、必ずしもそうとは言えないのではないかと思う。
重要なのは、従来の「荷物を預かって運ぶ」という物流だけにこだわらないことだ。今回のように、商品を企画し、倉庫で加工・梱包し、出荷し、販売まで手掛ける。つまり、物流会社が持っている倉庫や輸送網、出荷ノウハウを、別の価値に変えている。
市場全体が大きくならなくても、ニッチな商品や小ロットの商品には新しい需要がある。むしろECの普及によって、「大量の商品を一括して運ぶ」物流から、「多様な商品を細かく加工し、一件一件届ける」物流へと役割が広がっているとも考えられる。
倉庫業や運輸業を、単なる「モノを保管・輸送する業界」と見るのではなく、商品を生み出し、流通させ、顧客に届ける産業と捉え直せば、まだまだ可能性はある。市場の縮小を嘆くより、小さな需要を見つけて事業化する。その発想こそ、これからの物流業界に必要なのではないだろうか。