ビーチ・ボーイズとローリング・ストーンズ
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kazukunの神出鬼没-気にしないで


kazukunの神出鬼没-don't worry baby

 「気にしないで」 ビーチ・ボーイズ


 フィル・スペクター・プロデュースの傑作ロネッツ「ビー・マイ・ベイビー」は、ビーチ・ボーイズのリーダー/ブライアン・ウィルソンを虜にしてしまいました。

 「ドント・ウォリー・ベイビー(1964)」は、「ビー・マイ・ベイビー」なくしては誕生しなかったでしょう(A面が全米1位となった「アイ・ゲット・アラウンド」。凄いカップリングです)。

 ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンが書いた「Don't Worry Baby」はロニーもレコーディングしているが、元々は1963年当時「Be My Baby」のレコードに感激したブライアン・ウィルソンが「Be My Baby」に続くシングル用の曲にとロネッツとフィル・スペクターに書き贈った曲であった。(ウィキペディアより)

 前回の記事でローリング・ストーンズの「テル・ミー」は、「ビー・マイ・ベイビー」がお手本だと書きました。

 大西洋を挟んで同時期に、2曲の傑作がリリースされたというわけです。

 ロニー・スペクター・ヴァージョンの「ドント・ウォリー・ベイビー」もどうぞ。

 (ロニー・スペクターはフィル・スペクター元夫人、ロネッツのリード・シンガーだったヴェロニカ・ベネットの別名です)

kazukunの神出鬼没-ロニー・スペクター

 「ドント・ウォリー・ベイビー」 ロニー・スペクター



 ビーチ・ボーイズとローリング・ストーンズ、この2つのグループにはあまり接点が無さそうなのですが。

 管理人が尊敬するブロガー、mazuさんの「mazuの「セット£s」ブログ」にはこう書かれてました。

 「いつまでも ころがりつづける いしですよねえ☆」

 >さて、締めですが、実はビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンもストーンズの大ファンで、折々に彼らへ捧げる曲を作っているらしいです(御本人がインタビューでいってました)。

 初期のストーンズがレコーディングしていたのは、ハリウッドのRCAスタジオ。

kazukunの神出鬼没-RCAスタジオ ブライアン・ジョーンズ


kazukunの神出鬼没-RCAスタジオ ミック・ジャガー

 ビーチ・ボーイズのメンバーが、レコーディングを見学に訪れたという話も(なんてったって地元ですからねぇ。足を運ぶのは容易です)。

 1966年に発表されたアルバム「アフターマス」。

 ラストの曲が、彼らにしては珍しくビーチ・ボーイズ風なのです(英盤。米盤は未収録)。

「アフターマス(1966)」

kazukunの神出鬼没-アフターマス

1 Mother's Little Helper
2 Stupid Girl
3 Lady Jane
4 Under My Thumb
5 Doncha Bother Me
6 Going Home
7 Flight 505
8 High And Dry
9 Out Of Time
10 It's Not Easy
11 I Am Waiting
12 Take It Or Leave It
13 Think
14 What To Do
   (全曲ジャガー=リチャード)
 「ホワット・トゥ・ドウ」 ローリング・ストーンズ


 バック・コーラスがマイク・ラヴのパートそっくり!!(誰が歌っているんでしょうねぇ? キースやブライアンとは声質が違うので、ひょっとするとビル・ワイマン!?)

 ビーチ・ボーイズのスタジオ見学に影響されたのでしょうか? 

 パクリは彼らの十八番ですが、それの先駆けかも。


 振り返ってみると、1966年には名盤が多いですね。

 ボブ・ディラン「ブロンド・オン・ブロンド」、ビートルズ「リヴォルヴァー」、ローリング・ストーンズ「アフターマス」、そしてビーチ・ボーイズの最高傑作「ペット・サウンズ」。

 リアルタイムで聴いていた洋楽ファンが羨ましいったら。


 ↓6月16日(土)NHK「SONGS」は御覧になりました? 1966年にはビートルズ/ローリング・ストーンズを抑えて1位になったと、インタビューに答えていたビーチ・ボーイズです(再放送 2012年6月22日(金)1:40am~2:09am ※6月21日(木)深夜)。
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