与えられた時間 | みいさんの日々

みいさんの日々

たわいもない日々の様子です♪

愛犬は15歳

正確にいえば、もうすぐ16歳になります。


13歳で脾臓を摘出するという大きな手術を無事乗り越え

(MRIがある遠くの病院まで走りました。近くの病院ではわからないということだったので・・・)


その後、15歳で

口の調子が悪くなり(歯ぐき)

腫瘍かもしれないが、検査のリスクと

わかった時の治療をするのかどうかを

説明され(年齢的なものがネック)

セカンドオピニオンとして

別の病院にもかかりましたが

同じ返事でした。


麻酔のリスク

口を大きく切開した場合の、その後の体力の消耗


薬で様子を見る選択肢を選びましたが

長期間飲ませる薬の副作用


薬も強いのを使っているため

減らしていけば、反動で症状がひどくなるの繰り返し

半年くらい経って

肝臓と腎臓がやられました。


もちろん、年齢的なものも重なったのかもしれませんが

私は、薬の副作用だと思っています。


それまで、年に数回の血液検査・尿検査を受けていましたが

異常値にこの14年くらいなったことがありませんでしたから・・・・

(幼少時に腎臓数値が悪く治療して完治(その後数値に異常は一度もありません)


かといって、薬を使わなかったら良かったとは

思っていません。

薬しか、対応するすべがなかったからです。

(手術以外に)


現在は、腎臓・肝臓の薬を飲ませ続けていて

その効果を血液検査で探りながら、継続しています。


腎臓数値から、点滴も受けるようになりましたが

病院での点滴に限界があり(犬へのストレス)

毎日の点滴は自宅で行っています。


一見、元気に見えますが、

貧血もあり、調子が悪い時は

陸橋を上っただけで、チアノーゼのような状態になったこともあります。


現在は、リンパ腫(組織検査をしたわけではないので、正確ではないのですが)

が他人からもわかるように大きくなり、首のぐりぐりとくちびるの腫れは

痛々しい限りです。


症状、状態の写真が全く同じであること(ネット検索)

先生の言われていた、リンパ腫で間違いないと思います。


さて、リンパ腫だとして、治療は・・・・となりますが

麻酔は肝臓・腎臓数値が悪く

解毒して目が覚めるということが弱い状態なので

麻酔掛けての細胞を取ることが危険であること

(かなり数値が悪いため)


検査が無事終わったとして

抗がん剤治療をするにあたり

入院して点滴・血液検査等も必要であり(経過をみるため)

一日程度であっても、メンタル面での不安が一番に挙げられました。


愛犬の性格上、治療よりも

飼い主と離れることへの心の不安が

一気に免疫を落とすのではないか・・・と先生心配


そして、高齢になった今

もしもの事があった時

寿命で亡くなったのか

強制治療によって亡くなってしまったのか

わからない状態が、飼い主にとって一番つらく、その後も苦しめるらしいのです。

(先生曰く)


飼い主にとってどうであろうと

愛犬にとって何がベストか・・・・それが選択肢のポイントです。

(あくまで私持論)


飼い主にとってなら、正直なところ1日でも良いので

長生きしてほしいと願ってしまいますが

痛く・辛いのなら、早くそれを取り除いてあげたい

苦しみ続けて生きるのはかわいそうです。


薬の副作用と、病気の症状で

おねしょをするようになりました。


室内で自由に生活しているので

寝る場所も本人次第

大体は、ソファーの上か私のベットの上で寝ています。

リビングの床で横になっている場合もあるし・・・・


おねしょといっても、少しではありません。

おむつすると、嫌がるので

(寝たきりでもなく、本人は元気なつもりなので)

そのままにするということは、あらゆる所を防御しなければならないのです。


ペットシーツを家じゅうに敷くわけにもいかないので

洗うことができるペットシーツ

(おねしょシーツのようなもの)

を大量に買い、洗っては、敷き詰めることを日々続けています。


一気に購入したわけではないのですが

それだけで、総額8万円くらいかかっていいると思います。


なかなか、乾きにくいのもデメリットですが、仕方がありません。

大きいので、1枚ずつの洗濯・・・一日にそれだけでも3回以上は

洗濯機回さないといけません。


毎日の投薬に点滴、検査等も保険がききませんから高額

(人間なら、高額医療請求したいです目)


その上、最近は、薬も効かなくなり

口の腫れがひどくなり、出血もあり始めました。

乾燥してなのか

(閉じれない部分もあるので)

いたかゆいからなのか

自分で掻くので、出血量も・・・・

いろいろな場所に血痕が・・・・


その洗濯にも追われるようになりました。

血液を落とす洗剤があるので

(女性は持っているよね)

それで、綺麗になりますが

見た目的にも、かわいそう・・・・


カーテンやレースまで、ついちゃって・・・・丁度洗い時だったのでいっかにひひ


これから、もっともっと介護的なことが増えていくと思います。

でも、この時間がありがたいと思っています。


寿命を感じたから、より一緒に居れるときはいたいと思ったし

これしてあげよう

美味しいもの食べさせてあげよう

好きなことさせてあげたい

と思い、過ごせます。


ある日突然亡くなったら、そういう時間が持てず

後悔だけが残ると思うのです。


どれだけ出来ても、後悔はあるでしょうが

前もってできることがあるのはずいぶんとありがたい時間です。


出来る限りの事は、やれたと言う満足感が

ペットロスを少しでも和らげてくれる

そう願っています。


一緒に並んで寝られる日が後どれだけ残されているのかわかりませんが

そんな日々を幸せだと感じながら過ごせることは

飼い主として、ありがたいことです。


そして、どうしても言ってしまいそうになる

「ごめんね」

じゃなく

「ありがとう」

と言って送り出してあげれるように

いつも心に「ありがとう」を思い続けたいです。



介護の期間が、少し長めになったらいいなぁと思いつつも

あくまで、痛みを伴わないのなら・・・・が条件で

これぞ


「神のみぞ知る」


ですね。




さあ、今日も洗濯と点滴頑張るぞグー