2023年2月19日(日)

 

朝8:34、京王線府中駅に来ました。

府中駅前にある温度計は8.7度。2月としては暖かいです。

 

 

府中駅から東京競馬場まで歩いて、8:45,正門前に到着しました。

 

もう状況はコロナ前に戻っていて、この時間でも指定席の列は

結構長くなっています。

 

既に開門の時間になっているようで、徐々に前に進み、

朝9:04、事前にインターネットで獲っていた指定席券を受け取ります。

 

G1デーなので、手荷物検査を受けてから中に入りました。

 

 

この日はA指定席を獲っていました。

フジビュースタンド6階のフロアまでエスカレーターで上がり、

指定席エリアに入りました。

 

 

A指定席はオープンエアです。

2月としては暖かく、心地良いです。

 

この日の自分の指定席です。一番前です。

 

 

もうコロナ渦ではないので、隣の席にも人が座ります。

隣は全く知らない人です。コロナ前はそれが当たり前でしたが・・

 

自分の指定席の正面にウイナーズサークルがあります。

東京1レースはホウオウドラッカー(C.ルメール騎手)が勝ちました。

 

自分の指定席からのレース観戦風景です。

(東京7レース 1勝クラス 芝1800m)

 

 

 

 

この日最初に馬券を買った阪神1レースで的中し、幸先の良い1日。

午後も期待を抱きながらで、ランチは豪勢に行きます。

 

東京3レースの発走前、このレースの馬券を買ってから

まだ混む前の午前11:10にランチします。

 

フジビュースタンド5階にある「RESTAURANT PLAZA」に行き、

今までに何度も入ったことがある『とん勝 武蔵』にしました。

 

 

『特大エビフライ定食』(1580円)にしました。

本当に大きなエビフライが3本もあり、食べ応えありです。

ご馳走さまでした。

 

ランチを食べ終わったのは東京4レースがちょうど終わった直後。

店外に出てみると、お昼休みで急に混み始めていました。

 

やはり当地の競馬場では、第3レース発走前にお店に行かないと

待たされることになるので、早めのランチが必須ですね。

 

午後に入り、東京6レースで久し振りに日本で騎乗している

J.モレイラ騎手のバルサムノートが2着に入り、馬券的中。

 

指定席で東京7レースを見届けて、下に降りてみます。

この日は2月としては暖かいので、芝生席でも心地良さそうですね。

 

東京8レースはスタンド前でレース観戦をします。

戸崎圭太騎手のニシノスーベニアから勝負。

ニシノスーベニアは先行して2着に入り、馬券的中しました!

 

 

東京9レースの出走各馬が周回中の時間、パドックに行きました。

 

この日のメインレースはフェブラリーステークス(G1)。

 

2階バルコニーで何とか一番前のスペースを確保し、

そのままフェブラリーSの出走各馬が現れるのを待ちます。

 

阪神9レース、東京9レースは携帯で馬券を買いました。

 

東京9レースでは福永祐一騎手が勝ちました。

パドックでラジオを聴いていましたが、G1レース並みに

拍手が沸き起こっていました。 馬券はハズしましたが・・

 

福永祐一騎手はこの日が国内で現役最後の騎乗になります。特別な日で、

朝から福永祐一騎手が登場するごとに場内は盛り上がっています。

 

東京10レースも福永祐一騎手はカランドゥーラに騎乗します。

 

東京10レースの出走各馬がパドックを後にし、

フェブラリーS(G1)に備えて16頭の馬番のプレートが敷かれます。

 

フェブラリーSの出走各馬が現れる前に、それぞれの馬主が

パドックに入場してきました。

 

カナダから参戦の外国馬シャールズスパイト陣営。

 

地方競馬・浦和所属のスピーディキックもJRAのG1レース

フェブラリーSに参戦します。

 

1番人気レモンポップ(馬主:ゴドルフィン)陣営です。

 

東京10レースが終わり、フェブラリーSの出走各馬が周回を重ねていくうちに、

多くの競馬ファンがパドックに集まってきました。

 

 

 

■ 東京11レース 第40回 フェブラリーステークス

 (4歳以上 オープン G1 ダート1600m)

 

1枠1番 ジャスパープリンス(牡8歳) 田中勝春

単勝314.3倍(16番人気)

  2020年 エニフステークス(オープン)優勝

  2021年 エニフステークス(オープン)優勝

 

 

1枠2番 シャールズスパイト(牡6歳) J.モレイラ

単勝24.9倍(5番人気)

  2022年 メーカーズマークマイル(米G1)優勝

 

 

2枠3番 ケンシンコウ(牡6歳) T.バシュロ

単勝52.0倍(12番人気)

  2020年 レパードステークス(G3)優勝

 

 

2枠4番 ドライスタウト(牡4歳) 戸崎圭太

単勝3.2倍(2番人気)

  2021年 全日本2歳優勝(Jpn1)優勝

 

 

3枠5番 オーヴェルニュ(牡7歳) 福永祐一

単勝31.2倍(10番人気)

  2021年 東海ステークス(G2)優勝

  2021年 平安ステークス(G3)優勝

 

 

3枠6番 メイショウハリオ(牡6歳) 浜中俊

単勝10.7倍(4番人気)

  2022年 帝王賞(Jpn1)優勝

 

 

4枠7番 レモンポップ(牡5歳) 坂井瑠星

単勝2.2倍(1番人気)

  2023年 根岸ステークス(G3)優勝

 

 

4枠8番 アドマイヤルプス(騙6歳) 内田博幸

単勝134.9倍(14番人気)

  2022年 アハルテケステークス(オープン)優勝

 

 

5枠9番 ショウナンナデシコ(牝6歳) 横山武史

単勝29.1倍(7番人気)

  2022年 かしわ記念(Jpn1)優勝

 

 

5枠10番 テイエムサウスダン(牡6歳) C.ルメール

単勝29.5倍(8番人気)

  2022年 フェブラリーステークス(G1)2着

  2022年 根岸ステークス(G3)優勝

 

 

6枠11番 ソリストサンダー(牡8歳) 菅原明良

単勝29.9倍(9番人気)

  2021年 武蔵野ステークス(G3)優勝

 

 

6枠12番 セキフウ(牡4歳) M.デムーロ

単勝51.4倍(11番人気)

  2021年 兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)優勝

 

 

7枠13番 スピーディキック(牝4歳) 御神本訓史

単勝25.8倍(6番人気)

  2021年 エーデルワイス賞(Jpn3)優勝

 

 

7枠14番 ヘリオス(騙7歳) 武豊

単勝63.7倍(13番人気)

  2021年 霜月ステークス(オープン)優勝

  2020年 霜月ステークス(オープン)優勝

 

 

8枠15番 レッドルゼル(牡7歳) 川田将雅

単勝9.0倍(3番人気)

  2021年 JBCスプリント(Jpn1)優勝

 

 

8枠16番 ケイアイターコイズ(牡7歳) 横山和生

単勝182.0倍(15番人気)

  2023年 令月ステークス(オープン)優勝

 

 

出走各馬の本馬場入場が終わり、あとはレース発走を待ちます。

 

 

15:40発走です。

 

発走直前、正面スタンド前には多くの競馬ファンが集まりました。

この日の入場者数は40,612人でした。(対前年比382.1%)

 

 

 

スタートしました!

 

6番の浜中俊騎手騎乗メイショウハリオは、スタート直後に躓いて

5・6馬身ほど出遅れてしまいました。

 

先手をとったのは、横山武史騎手のショウナンナデシコでした。

 

 

そのまま3コーナーから4コーナーに向かいます。

 

 

4コーナーを回り、最後の長い直線に向かいます。

 

 

 

 

最後の直線に向いて、前を行くショウナンナデシコに外から武豊騎手の

ヘリオス、横山和生騎手のケイアイターコイズ、更に坂井瑠星騎手の

レモンポップが横に広がって並び掛けてきます。

 

 

 

ここでヘリオスとレモンポップの2頭が前に出ます。

 

 

残り300mで坂井瑠星騎手のレモンポップが抜け出しに掛かります。

 

 

レモンポップが抜け出すところ、川田将雅騎手のレッドルゼルが

後方から強襲してきます。

 

 

残り200m。レモンポップも脚は止まっていません。

 

 

 

残り100m。レモンポップとレッドルゼルの2頭の叩き合いに、

スタートで大きく出遅れた浜中俊騎手のメイショウハリオが大外から

伸びて3番手まで上がってきました。

 

 

 

 

残り50m。レモンポップは逃げ切れるのか?

 

 

 

 

ゴールは目の前。

 

レモンポップが1着ゴールイン!

 

G1レースの戦いを終えて、出走各馬が引き返してきます。

 

1頭だけ許される芝コースでのウイニングランです。

坂井瑠星騎手、手を高々と上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

レモンポップが再び現れました。

 

 

続いて坂井瑠星騎手も登場。

 

レモンポップ(牡5歳)

父レモンドロップキッド 母アンリーチャブル

母の父ジャイアンツコーズウェイ

馬主:ゴドルフィン

調教師:田中博康(美浦)

騎手:坂井瑠星

 

 

続いてフェブラリーステークスの表彰式です。

 

 

勝利騎手インタビューはもちろん、坂井瑠星騎手です。

レモンポップへのテン乗りについては、プレッシャーがあったそうです。

 

 

 

インタビューが終わり、坂井瑠星騎手はガッツポーズを

周りに披露します。

 

レモンポップはずっと戸崎圭太騎手が騎乗していましたが、

今回のフェブラリーSでは早々とドライスタウトに騎乗する事が決まっていた為、

急きょ坂井瑠星騎手がテン乗りで騎乗することになりました。

 

安定したレース振りで、レモンポップの全力を引き出せて

G1レースを勝ったことにより、このあとも継続して騎乗するかもしれませんね。

 

現状、東京競馬場でのダート1600mまでなら無敵な気がします。

来年のフェブラリーSも期待したいと思います。

 

 

続いて東京12レース。福永祐一騎手は最終レースにも騎乗しました。

福永祐一騎手が騎乗したゲンパチプライドは5着に敗れました。

 

出走各馬が引き上げて来た際、勝ったT.バシュロ騎手にではなく、

福永祐一騎手に対してスタンド全体から拍手が沸き起こっていました。

福永祐一騎手も声援に応えました。 これは感動ですね。

 

このあと、福永祐一騎手の最終騎乗後インタビューが行われます。

 

 

東京競馬場に来ている殆どの騎手、セレモニーの出席者が揃い、

あとは福永祐一騎手を待つのみです。

 

国内最終騎乗を終えた福永祐一騎手です。

 

福永祐一騎手の先輩で、まだまだ現役の柴田善臣騎手と武豊騎手から

花束が贈られます。

 

 

おじさん3人での記念撮影です。

 

 

実際には翌週はサウジアラビアで騎乗をするので、まだ引退ではなく、

あくまでも国内での最終騎乗を終えたことについてのインタビューです。

進行役は福原直英アナウンサーです。

 

 

東京競馬場では日本ダービーで3勝を挙げたり、1998年の初めての

ダービーではキングヘイローに騎乗して、逃げて14着に敗れたりで、

思い出が一杯ある場所。

 

インタビューの途中で感極まっていました。

 

インタビューが終わり、セレモニーに参加した騎手全員と記念撮影。

 

 

最後に、福永祐一騎手はゆっくりと歩いて最後まで残っていたファンの

声援に応えていました。 午後5時を回り、辺りは暗くなっています。

 

 

 

 

ウイナーズサークルから地下馬道に向かう際も、

福永祐一騎手は最後まで手を振っていました。

 

 

 

 

見えなくなってしまいました。

 

先に地下馬道に入った福永祐一騎手は、後で降りて来た騎手たちを

迎えていました。

 

福永祐一騎手。46歳。

トップジョッキーのままで引退し、3月からは調教師になります。

 

福永祐一厩舎の活躍を期待したいですね。