2022年9月25日(日)

 

夏競馬が終わり、9月の中山開催になって初めて競馬場に行きます。

 

朝8:30、JR船橋法典駅に到着。

地下道ではなく、外を歩いて中山競馬場中央門に向かいます。

 

朝8:43,途中、正門前を通ります。

 

今開催から、中山競馬場では現金での当日入場券も発売されます。

当日現金での発売分については、朝10:00になって正門と南門に限って

入れます。 正門前は既に何人か並んでいます。

 

自分は事前にインターネットで指定席券を獲っていて、正門前を素通りして

朝8:46,中央門に到着。 ちょうど8:45に開門になったようです。

 

既に多くの競馬ファンが集まっていて、指定席券ではありますが

長い列の後ろに並びます。

 

中に入りました。が・・

エスカレータを降りたら、また長い列に並びます。

 

一気に競馬ファンが入場したので、窓口での指定席券発売が追い付かず、

10分くらい並び、ようやく指定席券を受け取れました。

 

スタンド内、エスカレーターで地下1階から3階まであがり、

指定席エリアに入りました。

 

今回の指定席はK-Seat(3000円)になります。

 

自分の指定席は一番前です。

 

 

朝9:20、一度スタンドの外に出てみました。

ちょうど日差しがスタンドを照らしています。

台風15号が過ぎ去り、この日は良いお天気になりました。

 

 

指定席に戻る途中、スタンド2階に行ってみたのですが、今年7月30日から

UMACA会員だけが無料で利用できる「2階UPーSeat」が

オープンしています。

 

中山2レース(2歳未勝利 芝1200m)を自分の指定席から

レース観戦します。 既に多くの競馬ファンが来場しています。

 

 

 

 

この日は2場開催(中山・中京)ですが、オッズ的に馬券を買えるレースが

なかなか出て来ません。午前11時、混む前に昼食をとりたいと思います。

 

中山3レースの発走時刻は11:10。

昼食の前に、レース発走前のスタンドから見た本馬場の様子を見てみます。

前日は台風15号で110mm以上の大雨が降りましたが、晴れ渡りました。

 

 

 

 

スタンド内に戻り、昼食はスタンド3階にある『いなば和幸』にしました。

さすがにまだ並んでいません。

 

実は『いなば和幸』はコロナ渦の間、ずっと休業でした。

今開催に入り、約2年半ぶりにオープンしています。

 

もちろん、このお店には今までにも何度か入っていますが、

コロナ渦前と比べてメニューの数が半分に減っています。

また、値段も当時と比べて上がっているような気がします。

 

今回注文したのは『ヒレカツ定食』(1600円)。

朝食を抜いていたので、ボリュームがあってお腹を満たせて大満足です。

御馳走様でした。

 

 

食べ終わった時には中山3レースが終わっていて、

これからお昼を食べようとする競馬ファンで列が出来ていました。

 

中山4レースが終わり、お昼休みはこの日のメインレース

産経賞オールカマー(G2)の予想トークイベントが行われました。

出演者3人とも堅めの予想でした。

 

午後に入り、古馬の1勝クラスで勝負できるレースも出てきて

自分の指定席からレース観戦をしていました。

 

そして14:40頃になり、中山10レースに出走する各馬の

パドック周回の時間になっていました。

 

パドックで良い位置を確保しようとスタンド2階に行ってみたのですが、

既に物凄い人。端っこの位置で何とか全体を見渡せる場所を確保しました。

 

中山10レースの出走各馬がパドックを後にしましたが、

誰もパドックから動きません。みんなオールカマーの出走各馬、

特にデアリングタクトの登場を待っています。

 

 

 

■ 第68回 産経賞オールカマー(3歳以上 オープン G2 芝2200m)

1着馬には天皇賞・秋(G1)への優先出走権が与えられます。

 

パドックはG1レース並みに競馬ファンで満杯になりました。

 

 

1番人気 デアリングタクト(牝5歳) 松山弘平 単勝2.0倍

  2020年 史上初、無敗で牝馬3冠達成。

  2022年 宝塚記念(G1)3着

 

 

デアリングタクトが返し馬に入ると、

スタンドからは拍手が沸き起こっていました。

 

 

2番人気 ソーヴァリアント(牡4歳) 川田将雅 単勝3.8倍

  2021年 チャレンジカップ(G3)優勝

 

 

3番人気 ヴェルトライゼンデ(牡5歳) 戸崎圭太 単勝5.4倍

  2022年 鳴尾記念(G3)優勝

 

 

4番人気 テーオーロイヤル(牡4歳) 菱田裕二 単勝7.3倍

  2022年 ダイヤモンドステークス(G3)優勝

  2022年 天皇賞・春(G1)3着

 

 

5番人気 ジェラルディーナ(牝4歳) 横山武史 単勝19.5倍

  2022年 鳴尾記念(G3)2着

  2022年 小倉記念(G3)3着

 

 

6番人気 ロバートソンキー(牡5歳) 伊藤工真 単勝23.9倍

  日本海ステークス(3勝クラス)優勝

 

 

7番人気 ウインキートス(牝5歳) 松岡正海 単勝33.2倍

  2021年 オールカマー(G2)2着

  2022年 目黒記念(G2)3着

 

 

15:45発走です。発走直前のスタンド前の様子。

スタンドから観戦します。 ゴール前150m付近に陣取りました。

20000人以上の観衆が入り、もう完全にコロナ前に戻りました。

 

 

 

 

 

スタートしました!

 

まずハナを主張するのは、大外から横山典弘騎手のバビットです。

松山弘平騎手のデアリングタクトは後方からレースを進めます。

 

 

1コーナーを回って、先頭はバビット、2番手に三浦皇成騎手の

キングオブドラゴンが付けます。

 

 

芝2200m。外回りコースに入ります。

 

外回りの向こう正面を進みます。

 

 

3コーナーから4コーナーに掛けて。

松山弘平騎手のデアリングタクトが外を回って進出してきます。

 

 

4コーナーを回って最後の直線に向かいます。

 

 

依然としてバビットが逃げています。

2番手に松岡正海騎手のウインキートスが上がってきました。

 

 

 

 

 

ゴールまで残り200m。

内から横山武史騎手のジェラルディーナが伸びてきます。

 

 

ジェラルディーナが2番手に上がりました。前を追います。

デアリングタクトは思ったほど伸びてきません。

 

 

 

 

ジェラルディーナが先頭に立ちました!

デアリングタクトも差は詰めていますが、前が止まりません。

 

 

 

ゴール目前。

伊藤工真騎手のロバートソンキーが外から襲い掛かります。

 

 

1着はジェラルディーナ!

1馬身半差の2着はロバートソンキーでした。

 

期待された1番人気のデアリングタクトは6着に敗れました。

2番人気の川田将雅騎手ソーヴァリアントは大差でしんがり負けでした。

あとからの情報で心房細動だそうです。

 

ジェラルディーナ(牝4歳)

父モーリス 母ジェンティルドンナ 母の父ディープインパクト

馬主:サンデーレーシング

調教師:斉藤崇史(栗東)

騎手:横山武史

 

 

三冠牝馬ジェンティルドンナの仔が初の重賞制覇です!

本格化となれば、天皇賞・秋(G1)も楽しみになります。

 

 

断然の1番人気だったデアリングタクトは、残念でした。

 

松山弘平騎手は先日の甲子園でデアリングタクトの勝負服を着て始球式を行い、

この秋に向けて本気で取り組んでいたと思うのですが、秋初戦で崩れました。

 

次走はエリザベス女王杯(G1)になるのでしょうか?

今回が叩き台と思えば、次走で巻き返しが期待できます。

 

 

あと、この日の中山競馬場は完全にコロナ前に戻っていました。

 

スタンド前の混み具合はG1レース並みでしたが、指定席の人口密度も

今年の春までと比べて全然違いました。隣席を空けることもなくなってます。

 

元々混んでいる所は苦手なので、今までは入場者数の制限があって

毎週のように競馬場に出向いていた時期もありましたが、今後G1レースは

難しそうですね・・

 

ここ2年実現していた日本ダービーや有馬記念の生でのレース観戦が

夢のようです。

 

中山競馬場であれば、今後は昔のようにK-Seat、UMACAシートが

獲れたら現地観戦、ということになると思います。

 

もちろん、グリーンチャンネル等でこれからも競馬を楽しみたいと思います。