2021年8月29日(日)
前日の土曜日に引き続いて札幌競馬場に来ました。
札幌にはもう何十回と来ていて、最初に行っていた頃の観光旅行をするレベルは
既に卒業しているので、この土日は競馬観戦だけが目的で札幌に来ています。
金曜日の夜から宿泊していた札幌のホテルをチェックアウトし、
朝9:30前に札幌競馬場に着きました。
この日も事前にインターネットでB指定席(1000円)が獲れていました。
前日の指定席よりも少しゴール寄り、一番前の席になります。
この日の札幌競馬場来場者への粗品です。 クーポン券と、
あとで開けてみたら札幌競馬場のロゴが入ったトートバッグでした。
札幌1レース(2歳未勝利 芝1500m)を自分の指定席から観戦します。
他場の新潟1レースを場内モニターで観終わった後、
馬券を買わないレースが幾つか続くので、外に出てみます。
前日に踏み込めなかった札幌競馬場内のスポットを巡ってみたいと思います。
4コーナー寄りにある『まきばガーデン』です。
敷地内には入れますが、子供遊具は使用禁止になっていました。
今は誰も向かわなくなる程の端っこにある駿馬の像『駿馬躍進』。
騎手が騎乗して駆け抜ける躍動した瞬間を表現しています。
4コーナー(芝2000ⅿ発走地点)付近には多くのベンチが並べられています。
本来なら、ここにも多くの競馬ファンが席を埋めているはずです。
ここから見た競馬場スタンドです。
こうして見ると、本当コンパクトなスタンドですね。
パドックの横には、国旗を持った5人の騎手の像が並んでいます。
2015年から、ここ札幌競馬場で『ワールドオールスタージョッキーズ』が
毎年行われていて、2019年までの各年の優勝ジョッキーの像になります。
2020年と今年2021年は、コロナの影響で開催が取り止めになっています。
2016年の優勝ジョッキー : ミルコ・デムーロ騎手
2018年の優勝ジョッキー : クリストフ・ルメール騎手
2019年の優勝ジョッキー : 川田将雅騎手
パドックでは札幌3レースに出走する各馬の周回が始まっています。
出走各馬の様子よりも、その周辺の競馬ファンの様子を取り上げてみます。
スタンドから見たゴール板付近。
札幌3レースに出走する各馬の本馬場入場が終わり、誘導馬が整列しています。
この日の午前中は、他場を含む3場(札幌・新潟・小倉)で行われている
半分以上のレースで馬券を購入し、的中したりハズれたりの繰り返しで
一応プラス収支で時間が過ぎていきました。
札幌4レース(11:35発走)が終わってお昼休みに入るのですが、各レストランは
混んでいる時間帯。 少し時間をずらして、12:30過ぎにお昼を食べに行きます。
この日はスタンド2階、屋外でパドックが見られる通路にある『風月』にしました。
ここで注文したのは『3点セット』(900円)。
くじ式のクーポン券が2等の500円だったので、実質400円です。
オープンエアの席に座り、料理が出て来るのを待ちます。
風が心地良いです。
『3点セット』が来ました!
お好み焼き・揚げたこ焼き・焼きそばがお皿に盛られています。
競馬場王道のメニュー。御馳走さまでした。
自分の席に戻りました。
ちょうどターフが太陽に照らされていたので、札幌競馬場独特の洋芝をズームします。
メインレースは第16回キーンランドカップ(3歳以上オープン G3 芝1200ⅿ)。
注目は、いつもレースでは騎手が制御できないほど暴れながら走っている
メイケイエールです。(ちなみに馬券はこの馬からではないです。)
出走各馬の周回が始まり、パドックには競馬ファンが集まってきました。
各馬に騎乗する騎手が出て来ました。
1番人気は注目のメイケイエール(牝3歳)で単勝2.8倍。
やんちゃなメイケイエールを重賞で3勝も勝たせている武豊騎手に手が戻ります。
2番人気はミッキーブリランテ(牡5歳)で単勝4.8倍。和田竜二騎手。
3番人気はレイハリア(牝3歳)で単勝4.9倍。亀田温心騎手。
7番人気はエイティーンガール(牝5歳)で単勝20.2倍。横山和生騎手。
9番人気はセイウンコウセイ(牡8歳)で単勝32.4倍。勝浦正樹騎手。
10番人気はカイザーメランジェ(牡6歳)で単勝32.4倍。菱田裕二騎手。
キーンランドカップ(G3 芝1200m)のスタート地点。
15:35発走直前のスタンド前の様子。
スタートしました!
まずハナを切ったのは亀田温心騎手のレイハリアです。
3コーナーに向かいます。
3コーナー手前で、スタート直後は5番手に付けていた武豊騎手のメイケイエールが
抑えきれずに前に並び掛けます。
メイケイエール、ハナに立ちました!
グングン飛ばします。
残り600m。
3・4コーナーの中間付近です。
残り400m。
4コーナーを回り、最後の直線に向かいます。
メイケイエール、先頭で粘っています。
メイケイエール、ここで一杯になってしまいました。
変わって2番手に付けていた菱田裕二騎手のカイザーメランジェが先頭に立ちます。
自分の席の前での攻防。
カイザーメランジェが逃げ込みを図ります。 残り100m。
外から亀田温心騎手のレイハリアが外から伸びてきます。
大外から横山和生騎手のエイティーンガールも加わって、ゴール前激戦です。
ゴールに向かって。
ゴールイン!
勝ったのはレイハリアでした。
頭差の2着にエイティーンガールが入りました。
以上、B指定席のゴール前80m付近からのキーンランドカップ(G3)レース観戦でした。
勝って戻ってくる亀田温心騎手とレイハリア。
レイハリア(牝3歳)
父ロードカナロア 母ライトリーチューン 母の父マンハッタンカフェ
馬主: ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
調教師: 田島俊明(美浦)
騎手: 亀田温心
レイハリアはこれで4連勝。
牝馬3歳でありながら、初めて挑んだ古馬・牡馬混合重賞を見事に制しました。
このあと中山競馬場で行われるスプリンターズステークス(G1)への優先出走権も得ました。
斤量も軽いでしょうから、このまま乗り慣れた亀田温心騎手で
G1レースに進んでもらいたいですね。
最終レースが終わり、土日2日間に渡る札幌競馬観戦から競馬場を後にします。
誰もいなくなったスタンド内を歩いていて、出口付近のファンファーレホールに入ると
写真が飾られているのに気が付きました。 結構大きな馬の写真で、質が高い作品です。
新千歳空港から羽田に向かうのは午後9時の便。
残りの時間、札幌の夜を満喫します。
札幌名物のスープカレー。
(札幌駅近く 『スープカリー Firi Firi2号』 ベジタブルカリー 1000円)
夜のすすきの。
来年の夏も北海道へ競馬観戦に来たいですね。