2020年12月5日(土)

第5回中山競馬が開幕です!

 

新型コロナウイルス感染拡大防止の為、第2回中山競馬(2月29日)から

ずっと無観客競馬が続いていたのですが、今開催から有観客が再開されました。

 

指定席(一般観客席スマートシートを含む)の一部、計2542席のみで

事前にインターネットで予約してチケットを購入した人だけが競馬場内に入れます。

 

ずっと無観客だったこともあり、中山競馬場に来るのは今年の1月25日以来、

10ヵ月以上振りになります。 JR武蔵野線、船橋法典駅も10ヵ月以上振りです。

 

朝8:49、中山競馬場正門前です。 誰も並んでいませんが、

今開催、一般の競馬ファンはここからは入れません。

 

競馬場に沿って少し歩き、中山競馬場中央門に到着。

通常とは異なり、入口一か所が設定されていて、そこで体温の測定が行われます。

 

その後、入場ゲートに居る女性にスマホで表示されるQRコードを見せて

無事に中に入れました。

 

地下にある指定席売り場で改めてQRコードと顔写真付き身分証明書

(運転免許証)を見せてチケットを受け取り、4階まで上がりました。

 

今回はV-Seat(3000円)を事前に獲っていました。

V-Seatは初めてになります。

 

自分の席はここ左側になります。

右側の席はソーシャルディスタンスを保つ為、着席禁止になっています。

一人で二人分の席を独占です!

 

 

 

 

 

今回、中山競馬場に入場した際にもらったグッズです。

競馬場内で当日のみ使用できる300円割引クーポン、除菌ウェットティッシュと

今年の3冠馬コントレイルのポストカード(計4枚)が入っていました。

 

自分の席からの競馬観戦の様子です。 この日は1日を通して雨でした。

ゴールから離れた場所では、コースの近くまで立ち入りが許されています。

(画像は中山3レース)

 

 

午前中は馬券の成績がまあまあで、他場の中京4レースでヴィアルークスが勝ち、

馬券的中したのを見届けて、お昼にします。

 

中山競馬場内では一部のテナントしか営業しておらず、選択肢が限られるのですが、

今回は3階にある『銀座ライオン』にしました。

 

中山4レースが終わって、お昼休みの時間帯だったのですが

思ったほど混んでおらず、並んでいたのは3人だけでした。

 

自分の順番になって4人テーブルに案内されました。

但し、ソーシャルディスタンスを保つ為に2席は着席禁止です。

 

左側の窓からは、正門から入った広場が見渡せます。

グランプリロード(はなみち)方面への立ち入りは禁止になっています。

また、毎年12月ここで盛り上がるクリスマスイルミネーションは、今年は中止です。

 

注文したメニューは『ビーフサーロインステーキランチ(ライス大盛)』(2000円)

朝の競馬場入場時にもらった300円クーポンを使って、実質1700円。

贅沢をしましたが、やっぱり美味しかったです。 ごちそうさまでした。

 

 

食事を終えて、お店から出るとパドックがあります。

ちょうど中山6レース(新馬戦)に出走する各馬が周回していました。

この時間、競馬ファンの数はまばらです。

 

 

1階に降りてみました。

 

スタンド側、ゴール前は本馬場のコースには近づけません。

 

 

この日は1日を通して雨が降ったり止んだりで、船橋市の最高気温は7.3度。

 

自分の指定席(V-Seat)は屋内で暖かかったのですが、外のスマートシートで

1階の部分は雨で濡れていて寒く、座っている人はいませんでした。

 

 

4コーナーからゴール前残り100mの地点までは、

競馬ファンもコース前まで近付けます。(画像は中山6レースの様子)

 

スタンド2階からの風景です。

 

 

 

 

 

この日のメインレースは第54回ステイヤーズステークス(G2 芝3600m)。

冬の名物レースです。

 

実は2013年から毎年このレースは生で観戦していて、

コロナ渦で心配されましたが今年も実現できて、これで8年連続になります。

 

その間、アルバートがこのレースを3連覇(いずれもライアン・ムーア騎手)

していますが、全て目の前で実際に観ているので、手前味噌ですが自慢です。

 

今年もアルバート(牡9歳)はこのレースに参戦しています。

 

1番人気はポンデザール(牝5歳 C.ルメール騎手) 単勝3.3倍。

 

 

2番人気はシルヴァンシャー(牡5歳 戸崎圭太騎手) 単勝5.3倍。

 

3番人気はボスジラ(牡4歳 横山武史騎手) 単勝6.2倍

 

4番人気はメイショウテンゲン(牡4歳 池添謙一騎手) 単勝7.4倍

 

5番人気はアルバート(牡9歳 岩田康誠騎手) 単勝7.4倍

今年も元気です。

 

 

7番人気はオセアグレイト(牡4歳 横山典弘騎手) 単勝13.8倍

 

8番人気はタガノディアマンテ(牡4歳 津村明秀騎手) 単勝17.3倍

 

15:25発走、直前の様子です。

4コーナー方面(スタート地点)は密になっているように見えます。

 

 

 

 

スタートしました!

 

スタートして、まずハナに立ったのは坂井瑠星騎手のタイセイトレイル。

1コーナーに向かいます。

 

 

このあと2コーナーを回って向正面に入ると、津村明秀騎手のタガノディアマンテが

早くも先頭に立ちます。 タイセイトレイルが2番手に控えて、2周目に入ります。

 

 

 

2回目の4コーナーを回って最後の直線に入ります。

依然としてタガノディアマンテが先頭です。

 

道中3・4番手に控えていた横山典弘騎手のオセアグレイトがジリッジリッと

前の2頭に迫ってきます。

 

 

逃げ切りを図るタガノディアマンテの後ろで、

オセアグレイトが2番手に並び掛けます。

 

残り100m。 タガノディアマンテはまだ先頭で粘っています。

オセアグレイトが2番手に上がりました。

 

2番手に上がったオセアグレイトが前を追います。

 

オセアグレイトが先頭のタガノディアマンテを捕えに掛かります。

 

 

ゴールまで残りあと少し。 オセアグレイト、交わせるか!?

 

ゴール前、横山典弘騎手のオセアグレイト、前を捕えました!

 

オセアグレイト、アタマ差だけ前に出て、先頭でゴールイン!

 

出走した各馬が戻ってきます。

 

 

レース確定しました。

ウイナーズサークルでの口取りは行われません。

 

オセアグレイト(牡4歳)

父オルフェーヴル 母ブルーダヌーブ 母の父バーリ

馬主:IHR

調教師:菊川正達(美浦)

騎手:横山典弘

 

長距離を中心に重賞に参戦し続けていましたが、

6度目の挑戦で、ようやく重賞初制覇です!

 

今回のレースでは、ジリッジリッと渋太く伸びて、ゴール前で勝つところが

ステイヤーズらしく、今後も長距離で期待できそうです。

 

2着には逃げ粘ったタガノディアマンテ(牡4歳)が入りましたが、

こちらもオルフェーヴル産駒。 ステイヤーズがどんどん出てきています。

 

 

加筆) このレースに出走したアルバート(牡9歳)は、12/6(日)付けで

引退が発表されました。 新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬になります。

 

G1レースで輝かしい成績は残せなかったのですが、

このステイヤーズステークス(G2)3連覇は特筆できるものがあります。

昨年(8歳時)も2着だったのですよね。

 

アルバート産駒から長距離で活躍できる仔が出てくることを期待したいです。

 

*画像は2017年12月2日にステイヤーズステークス(G2)を制覇したアルバート。

騎手:ライアン・ムーア

 

 

 

16:01発走の中山12レースが終わり、天気が良くないことから

外はもう暗くなっていました。

 

16:20発走、他場の阪神12レースがターフビジョンに映し出されていますが、

モニターの明るさが際立っています。

 

この日1日が終わり、プラス収支で終わりました。

気分良く中山競馬場を後にします。

 

帰りの船橋法典駅まで繋がっている地下道も10ヵ月以上振りに通るのですが、

新しく壁に飾られているパネルが豪華で、ずっと歩きながら眺めていました。

 

このあとも来年の4月まで、途中1ヵ月の東京開催を挟んでずっと中山競馬が続きます。

今年ずっと観に行けなかった分、これからも出来るだけ中山競馬場に来たいと思います。