2020年2月29日(第2回中山競馬開催)から、新型コロナウイルス感染拡大防止の為に

JRA全10場の競馬場で無観客での競馬開催となり、それから暫くは毎週(特に午前中)

グリーンチャンネルでしか競馬観戦ができなくなってしまいました。

 

そして春のクラシック戦線、夏のローカル開催とずっと無観客競馬が続き、生で競馬観戦を

することはもうできないのかと思っていたところ、10月10日(第4回東京競馬開催)から

観客を入れての競馬開催をスタートさせると発表。

 

但し、まずは一部の指定席だけの開放、そしてソーシャルディスタンスの働きかけもあって

東京競馬場に入れるのは最大でも僅かに1047人。 全国の競馬ファンがどれだけいるのか

分かりませんが、極めて狭き門で、毎週指定席獲得にチャレンジしても、毎回落選。

テレビを観ていて映っている競馬ファンが羨ましかったです。

 

 

そう思っていたところ、11月7日(第5回東京競馬開催)から一般席を「スマートシート」として

指定席化し、一気に販売席数を最大4384席まで拡大させると発表がありました。

 

ずっとB指定席でチャレンジしていて落選続きでしたが、今回もB指定席で応募しました。

 

そして、抽選結果を見るためにJRAのホームページにアクセスしてみると、

 

「当選」!

 

いよいよ現地、東京競馬場での競馬観戦ができることになりました。

 

 

11月7日(土)

京王線に乗って、久し振りに府中に来ました。

 

府中駅から東京競馬場まで歩いて9分。

1年以上振りに東京競馬場に来ました!

 

ここからは既に指定席を持っている人しか入れない通路になります。

入って行きます。

 

紅葉も綺麗です。

 

午前8:55、東京競馬場正門の入場ゲートに到着しました。

既に行列が出来ていました。

 

今までとは違い、スマホに表示されるQRコードと顔写真付き身分証明書(運転免許証)を

提示して指定席券を入手。 その後、係員により自分の手首に意外と頑丈な紙製の席章を

巻いてもらい、両手のアルコール消毒をして検温。 これで、ようやく入場門を通過できます。

 

 

今回、新型コロナ感染防止の為か、記念品として『非接触キーホルダー』をもらいました。

 

 

スタンド内も徹底した感染防止対策で、座れる席を限定させています。

 

競馬ファンの立ち入りが許されるのは『フジビュースタンド』のみ。

隣の『メモリアル60スタンド』には入れません。

 

今回は6階のB指定席にしました(1700円)。B指定席は初めてです。

6階の指定席フロアです。

 

外に出ました。B指定席はオープンエアーです。

この日の府中の最高気温は19.0度。 特に午前中は寒かったです。

 

 

自分の席はここ右の席になります。 左隣の席は最初から空いています。

 

 

 

自分の席からの競馬観戦の様子です。(東京3レース)

念願のこの日を待っていました!

 

もちろん、紙の馬券の発売も再開されています。

他場のレースは自分の席か館内のモニターを通しての観戦になります。

 

フジビュースタンドの5階(指定席フロア)からパドックも見られます。

こうしてみると結構人が入っていて、密になっています。

 

 

阪神4レースは2番人気のディヴァインラヴから買って見事的中。

 

レースを見届けて11:50、お昼を食べに5階の『レストランプラザ』に行ってみたところ、

1店だけが営業していて、集中して混んでいて行列になっていました。 

この様子を見て、一旦引き返しました。

 

12:10発走の福島5レースではディレットーレから買って、見事的中。

 

ここからしばらくは勝負するレースが無いので、長時間並ぶのを覚悟で12:20に

もう1度行ってみました。 お店は『スターアイル』。 中山競馬場にもあって何度か

入っていますが、東京競馬場では初めてです。 

 

あれから30分しか経っていないのですが、並んでいるのは3人だけで

意外と早く席に着けました。

 

 

ここもコロナ感染防止の為に各席にアクリル板を設置するなど、対策は万全です。

 

 

『スペシャルランチ』(1360円)を注文。

大きなエビフライとハンバーグはボリュームがあり、美味しかったです。

ごちそうさまでした。

 

ちなみに、5階の『』レストランプラザ』には『スターアイル』以外にも

指定席フロアらしく高級なお店が入っているのですが、『神田川』などは

休業となっていました。

 

 

食事のあとは外に出てみました。

ちょうど東京6レース(新馬戦)をやっていました。

ウイナーズサークルをはじめ、スタンド前からコースに近付くことは禁止になっています。

 

 

東京7レースのパドックの様子です。

間近で見ていても、人が集まっていますね。

 

この日は1日を通して曇り空だったのですが、15時前だけ一瞬、日が差して全体が明るくなり

その瞬間の競馬場の様子を自分の指定席から撮影しました。

 

 

 

 

この日のメインレースは第56回京王杯2歳ステークス(G2 芝1400ⅿ)です。

5階の指定席フロアからパドックを見ます。日差しがあったのはここまでで、

この後は雲に覆われました。

 

 

 

1番人気は木幡巧也騎手騎乗 リフレイム(牝2歳) *単勝2.4倍

 

2番人気はC.ルメール騎手騎乗 モントライゼ(牡2歳) *単勝3.0倍

最終周回の前にモントライゼだけ先にパドックを後にしました。

 

3番人気は田辺裕信騎手騎乗 ブルーシンフォニー(牡2歳) *単勝7.0倍

 

5番人気は柴田善臣騎手騎乗 ユングヴィ(牡2歳) *単勝18.5倍

 

9番人気は岩田望来騎手騎乗 ロードマックス(牡2歳) *単勝57.5倍

 

15:35、いよいよ芝1400mのスタート地点からレーススタートです。

 

 

 

スタートしました!

 

ハナ争いは2頭。

三浦皇成騎手のリメスと、C.ルメール騎手のモントライゼの2頭が抜け出そうとします。

 

最初の1ハロンで三浦皇成騎手のリメスがハナを奪いました。

 

残り1000m。

リメスが軽快に飛ばします。

 

大欅を過ぎて、引き続きリメスが先頭です。

2番手にC.ルメールのモントライゼが付いて行っています。

 

このままリメスが先頭、2番手がモントライゼで4コーナーを迎えます。

 

 

 

 

 

 

最後の直線に向いて、2番のリメスに6番のC.ルメール騎手騎乗モントライゼが

並び掛けます。

 

モントライゼが前を交わして先頭に立ちます。

 

残り400M。

モントライゼの脚の勢いが増します。

 

残り300mを過ぎて完全にC.ルメール騎手のモントライゼが先頭。

2番手に柴田善臣騎手のユングヴィが上がってきました。

 

 

残り200M。先頭のモントライゼが目の前を通り過ぎて行きます。

柴田善臣騎手のユングヴィがモントライゼに迫って行きます。

 

 

残り150M~100M。

3番手に岩田望来騎手のロードマックスが上がってきました。

前を追います。

 

 

ゴール前、C.ルメール騎手、柴田善臣騎手、岩田望来騎手の激しい叩き合いとなりました。

 

 

 

 

ゴール!

自分の席からは分かりませんが、6番のC.ルメール騎手騎乗モントライゼが

クビ差で1着ゴールインです。

 

モントライゼ(牡2歳)

父ダイワメジャー 母ムーングロウ 母の父ネイエフ

馬主:キャロットファーム

調教師:松永幹夫(栗東)

騎手:クリストフ・ルメール

 

2番手からの競馬で、4コーナーを回って先頭。

長い直線で後続馬に迫られながらも押し切っての1着ゴールイン。

これは強いです。

 

次走は朝日杯フューチュリティステークス(G1)だと思いますが、

有力の1頭だと思います。

 

 

今回は1月終わりの中山競馬観戦以来、夏も過ぎ去り、

9ヵ月以上振りの現地競馬観戦。 馬券成績もプラスに終わり、

気分よく地元の千葉に帰れました。

 

次は今年の牡馬・牝馬、無敗の3冠馬が出走を表明しているジャパンカップ(G1)か、

師走に行われる地元の中山競馬場で、また生で競馬観戦をしたいです。