いよいよ秋競馬がスタート!
第4回中山競馬1日目。
4ヶ月半ぶりに中山競馬場の活気が戻ってきました。
この日のメインレースは3歳牝馬による秋華賞トライアル・紫苑ステークス(芝2000m)。
昨年はこのレース2着のショウナンパンドラが秋華賞(G1)を制しました。
1番人気が単勝5.1倍と大混戦。
15:45発走。
発走直前、メインスタンド前が賑わってきました。
レースは大野拓弥のカンデラがハナを切る展開。
4コーナーを回って最後の直線の攻防。
残り100m。
13番の丸田恭介騎手ホワイトエレガンスは勝利に向かって懸命に追う。
残り50m。
ゴール前。
10番の吉田豊騎手クインズミラーグロがキッチリ捕らえて1着ゴールイン!
勝って引き上げてくる吉田豊騎手とクインズミラーグロ。
クインズミラーグロ (牝3歳 美浦・和田正道厩舎)
父マンハッタンカフェ 母ジャストトゥートゥー 母の父インエクセス
この日注目のレースがもう1つありました。
中山9レースで行われた2歳500万円以下の条件の「アスター賞」(芝1600m)。
圧倒的1番人気は締切り直前まで単勝1.1倍だったメジャーエンブレム。
鞍上はC.ルメール騎手。 この日はこの馬に乗る為に中山に遠征してきました。
好スタートを切ったメジャーエンブレムは中団まで下げてレースを進める。
向こう正面で徐々に前に進出し、3コーナー手前で2番手に付ける。
前を行っている2番人気のマテラアリオンをいつでも交わせる手応えで4コーナーへ。
直線に向くと早々とマテラアリオンを交わして先頭。
残り100mで2番手のマテラアリオンが必死に追う一方、メジャーエンブレムは手応えが楽。
そのまま流れ込む形で2着馬に2馬身半差を付けて1着ゴールイン!
勝って検量室前に戻ってきたC.ルメール騎手とメジャーエンブレム。
メジャーエンブレム (牝2歳 美浦・田村康仁厩舎)
父ダイワメジャー 母キャッチータイトル 母の父オペラハウス
2歳女王の称号に向けて無難に2連勝目をクリア。
芝1600mの走破タイムは1:36.5と突出するものではありませんが、
この馬自身も100%の力は出しておらず、まだまだ伸びしろはありそうです。
このあとは東京競馬場での重賞・アルテミスステークス(G3 芝1600m)に向かいます。
引き続き、C.ルメール騎手が乗ってくれるようです。
この後、スプリンターズステークスを皮切りに秋のG1レースが続々と行われます。
競馬好きにはたまらない季節になりました。
有馬記念まで、しっかりと競馬を見ていきたいと思います。