昨日日曜日、京都競馬場で行われた第147回天皇賞(春)。


現役古馬3強のうちの1頭だけ出走したゴールドシップが

単勝1.3倍の圧倒的1番人気に推されました。

もうこれは負けようがないと、誰もがそう思っていました。


スタートして、幸英明騎手のサトノシュレンが1000m通過タイム59.4秒の

ハイペースで大逃げを撃つ展開。


一方、内田博幸騎手のゴールドシップは、いつもの通り行き脚が付かず、最後方から。

徐々に前の馬を抜いて、前半は後方4・5番手でレースを進めていました。


ハイペースを演出したサトノシュレンは、4コーナー手前でもう終わり。

結局7秒1差も付けられて大差負けでした。

一般的な考えでは、後方から進めたゴールドシップに展開が向くはずだったのですが・・


向こう正面でも前に行こうとせず、内田博幸騎手が手綱をしごいて

ようやく前へ前へと進出。 外々を回って4コーナーでは4番手まで付けたのですが、

そこからは内田騎手がムチを何発叩いても、伸びる気配はもう無い。

おまけに戸崎圭太騎手のジャガーメイルに外から寄られながら追い抜かれる始末。


最後は地力でジャガーメイルを抜き返しましたが、ここで終わって5着。




日曜日は中山競馬場で観戦していました。

このレースは「ケン」でしたが・・


一部のファンは2番人気のフェノーメノが勝って喜んでいましたが、

圧倒的1番人気のゴールドシップが負けたことにより、全体的にはシーンとしていました。

なんかみんな、呆然としてその場を動けなかった感じ・・




昨年も圧倒的1番人気のオルフェーヴルが負けましたが、

昨年の場合は中間の調教再審査などがあり、調整も上手くいってなかったので

予感はあったのですが、今年のゴールドシップは中間も万全に過ごしていましたからね。


あとで録画していたフジテレビ「みんなのケイバ」を観てみると、ゲストの安藤勝己さんは

「ゴールドシップは走る気がなかったのでは・・」とコメント。 これが競馬なのですね・・


ゴールドシップが負けてしまったことにより、宝塚記念でのオルフェーヴルと

ジェンティルドンナとの3強対決の面白さは半減してしまった気がします。

もちろん巻き返しもあるのでしょうが、やはりゴールドシップには連勝して

宝塚記念を迎えてほしかったですね。


来週はNHKマイルカップ(G1)。

天皇賞とは違って混戦ムードで難解ですが、馬券的には面白そうなので頑張ります。