あいにくの小雨のパラつく空模様でしたが、7団キャンプ場で

各隊合同でのBP祭が行われました。

BP祭とはボーイスカウトの創始者ベーデン・パウエル卿の誕生日、

2月22日を祝う生誕祭になります。

 

開会のセレモニーでは副団委員長から、

「悪天候の時も、普段できない活動ができることを楽しんでください。」

とのお言葉を頂きました。

野外会場に大きなブルーシートで即席の天蓋を作ったり、炊事場所を

木陰に移動したりと、状況に応じた創意工夫をする・学ぶ・実行する

ことがスカウト活動の大事な側面だと思います。

寒い中でしたがスカウトは元気よく、楽しんでくれていたように思います。

 

 

続いてリーダーによるスタンツ

「アンノウンスカウト物語」

 

 

 

「アンノウンソルジャー物語」

 

 

 

 

白熱の演技でした。

 

続いてボーイ隊によるスカウトクイズ。

 

 

スカウト活動への知識を深めて貰ったところで、海外のスカウト達は

普段の活動では何をやっているのか?というところから、北米の

スカウトのキャンプの定番「スモア」をみんなで作って食べました。

 

 

まずはACLが事前に人数分用意してくれた棒に、マシュマロを取り付け

溶けるまで炙ります。

 

 

溶けたら、チョコチップを乗せたビスケットで挟むだけで完成です。

 

 

簡単ですが、後を引く美味しさ。

“once more(もう一個)”が語源と言われる由縁でしょうか。

単純にマシュマロを炙るという行為自体も、スカウトにとっては

とても楽しい体験のようです。

 

 

 

でもマシュマロは焦げやすいので、調子に乗るとすぐこの通り。。。

 

 

  

 

甘いものの次は、しょっぱいものが欲しくなります。

マシュマロを炙る火を熾す時に、団委員さんが焚火でジャガイモの

ホイル焼きも作っていてくれました。

 

冷えた体にホクホクのジャガイモ。こちらもとっても美味しい仕上がりで

用意してくれた団委員さん達に感謝です。

 

 

 

 

 

 

最後は副団委員長が、スカウトに「BP最後のメッセージ」を読んで

くれました。

このメッセージにスカウトの活動理由が全て込められていると思います。

 

実際にはスカウトがその本当の意味が実感として理解できるようになるのは、

まだ何年も先のことなのでしょう。

しかし大事な、とても大事なことだからこそ、今は意味がわからなくても

繰り返しスカウトに伝えていかなければならない事なのだと思います。

 

弥栄。

 

(CL)