とある繋がりから日本書紀のお話を聞く会に参加しました
今年はなんと日本書紀編纂(へんさん)から
1300年にあたる年だそうです
日本書紀は古事記と並ぶ国体を記した歴史書でありますが
現代の我々には全く教育されなかったものであると思います
第40代天皇・天武天皇の命で全30巻39年をかけて編纂された
国家の公式な歴史を記す書物
漢文で書かれていることから近隣諸国でも読まれることを
想定している。
さらに中国や朝鮮半島のことまで書かれているため
大陸での戦乱で失われた事実が日本書紀から
読み取ることができるそうだ
我が国は成り立ちから2600年間
一度も王朝が崩れたことがないため
日本書紀が代々伝えられ
これをもとに国体と日本人の心が守られてきた
ちょうど100年前、日本書紀編纂から1200年に当たる年には
京都帝国大学(現京都大学)で
「日本書紀編纂千二百年記念展観」が開かれている
しかし100年経った今
1300年を祝う流れがないと久野氏は憂いている
その理由はいうまでもなく戦後のGHQの占領政策
日本人の思想改造により教育から排除された
だから我々は自主的に研究しない限り
なかなかお目にすることはなかったのだ
私が唯一記憶しているのは
高校演劇部時代、劇団第三舞台の「ビーヒアナウ」
という作品の脚本の中に
「この国がでっち上げた日本書紀や古事記のように」
というセリフだった
この作家は当時しれっと皇室をディスるような表現を
演劇に入れていた
なんとなく「でっち上げた」とういう言い方については
当時の無知な私でも本気にはしなかったが
ヘンな記憶したかないということについて
私も今久野氏と同じように憂いたい
ただ
1300年経って言えることは
1300年前の先人たちに
今も日本書紀があり、皇室が続いていることを
自信を持って言えること
そして次世代に伝えていくこと
それが大事です
講師の久野先生は歴史学者で
おととし劇団歴史新大陸のイベントで
初めてお会いしました
脚本の歴史考証をされているとのことで
劇団がちゃんとプロに歴史考証を
依頼していることにびっくりしましたし
その時配られた久野さんのある雑誌へ寄稿した
記事を読んで関心をもちました
近代史の真実を知る上でかなり有能な方です
こちらをご覧ください
デハ!!