今回の舞台は時代劇なので、その最大の見所といえばやはり殺陣(たて)ですね。武人が刀を握り、闘う。ある者は自身を守るため。ある者は守るべき人を護るため。またある者は任務のため。そしてある者は欲望のため。互いが様々な思惑で剣を向け合う。生きるか死ぬか、殺すか殺されるかのわずかな間。その緊張が最高潮に達したとき、剣と剣が合わさる。互いの体と体、技と技、心と心の鬩ぎ合い。多分それら上回った方が勝つ。
人は生まれながらに闘争心を持っている。命を懸けて闘う姿、それこそが美しい。不敵に斬る者がいれば、無残に散る者もいる。奮闘虚しく倒れる者いれば、満身創痍で勝つ者がいる。それぞれが勇ましい生き様の表現。とくとご覧あれ。
デハ!!