11月公演(11/30~12/1)の顔合わせ。とうとう運命の公演に向けて稽古が始まりました。運命というのは、現時点で命がけなほどの目標であるということ。お題目は時代劇で、2回目の出演となります。今は、時代劇の魅力に取り付かれ、メインにやっていきたいと思っている。初演は昨年の同じ時期、何の予備知識もないまま応募して採用され、みようみまねで稽古して、地に足がつかないまま本番を迎えてしまい、重要な役をもらったもののかなりの準備不足が露呈された公演になってしまったのが本当のところだ。
それでも、終演後すぐにまた次の出番に誘ってもらえたので、前回の反省を踏まえ、年明けからすぐに稽古に取り組んだ。準備期間は半年以上あるのだけど、それほど長いとはいえない。正規の稽古は週1のほんの数時間、だから別のところに入門したり、役作りのための特殊な技法を学んだり、夜の公園で一人稽古した。また、この期間中も営業活動はしなきゃだから、別のところの出演もしたい。俳優としてあらゆることをやっていると、ぶっちゃけ半年ではとても足りない時間なのだ。でも、限られた時間の中で、できる限り工夫をして自分をマネージメントするのが俳優の仕事。怠け心とか出し惜しみとかその他のネガティブ要因をなるたけ排除した考え方でやって来た。そしてとりあえず、現在それを乗り越えて自信を持って顔合わせ迎えた。
とにかく、今回の舞台のために長い準備期間を設けてやってきた。それは何より、自分自身が時代劇俳優としての今後を担うための戦いである。時代劇の醍醐味は、闘争心と仁義、一途な思い。すべては真剣勝負!フルスロットルでいくぜ!
デハ!!