さとうきび畑の唄 | 大次郎 侍心 SAMURAI-HEART

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サムライプレーヤー☆大次郎の直情系ブログ

8月も終わりですね
まだまだ猛暑が続きますが
暑い夏、そして終戦記念日が過ぎたころ
「ざわわ」の唄とともにふと思いました
私がまだ俳優を目指した駆け出しの頃
ちょうど暑い夏に行われた地獄のロケーション
その昔、TV放映されたTBSのスペシャルドラマ
『さとうきび畑の唄』です
完全版をDVDで改めて観てみました

 

~あらすじ~
那覇で小さな写真館を営む平山幸一(明石家さんま)は、写真を撮りにくる人たちの幸せそうな笑顔を見ているだけで嬉しくなってしまう、ただただ人の良い男だ。恋女房の美知子(黒木瞳)とは駆け落ちして結婚。学校の先生をしている紀子(仲間由紀恵)との結婚が決まった長男・勇(坂口憲二)を筆頭に、次男・昇(勝地涼)、長女・美枝(上戸彩)など5人の子供に恵まれ、今また美知子のお腹には6人目の命が宿っていた。
しかし、昭和19年6月、サイパンの日本軍が玉砕し、米軍の沖縄上陸が現実味を帯びてからは、その幸せな一家にも戦争の暗い影が忍び寄る。まず結婚直後の勇に召集令状が届き、昇は通信兵に志願、美枝も従軍看護婦として野戦病院に派遣される。そんな中、戦況はますます悪化し、ついに47歳の幸一にも召集令状が届く。家族で過ごす最後の日、幸一は出征していく子供たちに命の大切さを説く。

放映される9月の直前まで撮影を行ってました
私は何日かは解らないけど、エキストラとして
撮影に参加しました
かすかにわかるぐらい映ってました


30分15秒ぐらい
那覇港で兵隊さんを送る人々
左上で旗を振ってる

 
30分35秒ぐらい
前のシーンの続き、坂口憲二さんの後方
左上で手メガホンで何やら叫んでる

 
47分35秒ぐらい
空襲から逃げ惑う沖縄の人々
女の子の手をとって逃走してる

他にも日本兵や米兵になって多くのシーンに出てました
これ以上ない地獄のロケをのっけからやったような感じです
真夏のカンカン照りの真昼間に日本兵の制服を着て外で行進
空襲のシーンは真夜中で何度も走りまわされ
中でも雨の草原での戦闘シーンは
ゴルフ場の跡地でロケを行い
本当に雨が降り、泥んこかつびしょびしょの中で
濡れたままの日本兵と米兵の衣裳への着替えやらなにやら
監督は怖いし、散々でした…
撮影の時はどんな作品なのかまったく知らなかったんだけど
見たらほんと素晴らしい作品に仕上がってました
さんまさんの、非常時にもひとを楽しませる人柄
戦時中なのに人の笑顔を写真に納めていたところの
表現にグッときます。


デハ!!