『辿り着く場所』総括③ | 大次郎 侍心 SAMURAI-HEART

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サムライプレーヤー☆大次郎の直情系ブログ

今回の公演は主演ということもあり、本当に沢山の方に来て頂きました
私のお客様として来てくれた方の数は、120余名
今まででも呼べる数はたかがしれていただけに
本当に感謝です。
小劇場でこれほどの集客をする役者はそうはいません。
主演をやり切ったこと以上に、この数には俳優として本当に自信がつきました。
でもそれには集客を手伝って下さった方が何人もいますので
感謝の言葉を述べても全然足りないと思いますが
本当にありがとうございます

これほどの方が来てくれたということで
まずは自分の古くからの友人ですが
小学・中学・高校の同級生
高校の先輩、後輩。大学の後輩
地元静岡の藤枝や浜松から駆けつけてくれた方もいます
中学の同級生は卒業から実に21年ぶりの再会。
大学の後輩は卒業から14年ぶりの再会
最近Facebookで再び知りあってから来てくれました。

昔勤めていた会社からは
毎回かかさず来ていただいている上司
大阪から来てくれてる後輩
常連の同期、後輩
そして何年かぶりで同期や後輩が数名来てくれました。
侍・大次郎を見るのが初めての人もいたので
私の変わりようをしっかり見せられたと思います。
Facebookで再会した先輩や同期もいます
その同期は北海道に住んでいながらたまたま東京に来ていたことで
わざわざ来てくれました。これも10年ぶりの再会です
この場で友人同士が久しぶりに再会したってこともあります。

役者仲間が数名。役者同志でも自分を応援してくれる人がいっぱい 
お互いの成長を見つめあい、刺激しあってます。  

時代劇をやっている中で知り合えた方
いろんな仕事先で知り合った方
トレーダースクールの方
しばらく会わなくなっても、今回は重要だと思っていただきました

最近知り合った方では
地域のまちづくりに参加している方
着物普及関連の方
会って間もないにも関わらず来ていただいております

mixiのコミュニティで知り合った方
一度お会いしただけなのにmixiでの交流を通して
何人か誘って駆けつけていただいた
歴史コミュニティでは同じ日に何十名も引き連れて
応援に駆けつけてくれました
そして同郷というだけで顔も知らないのに来て下さった方も居ます

Facebookでも
交流会で一度しか会ったことのない人でも
親身になって駆けつけて下さる
また、知り合いを紹介していただいたり、その人も誘っていただき
どんどん輪が広がって行っていつの間にか
私の居場所が作られていたなんてこともありました。
これは本当にビックリしましたし、本番前で身が引きしまる思いでした。

いつも来てくれる親類、母親。
そして今回は、初めて父親が来てくれました。
俳優になって9年。一度も来た事はなかったのですが
主演であることと、秀康と家康、父と子の物語を見せることができて
本当に良かったです。

最後に、公演パンフレットに載せたごあいさつ文を転載

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『幸せ』
現在、自分にとっての『幸せ』はなんだろう?
それは他でもない、父・母ともに健在であるということです。
自分が何をして生きようとも、
その根本は両親が居てくれることが支えになって
やっていけているのだと思っています。
時代劇を始めてからこの事を色濃く感じるようになりました。

戦国時代、武将達は何人もの側室を抱え多くの子を産ませました。
嫡男ならば後継ぎとして大事に育てられますが、
それ以外の子達はお家繁栄の名目で幼くしてあちらこちらへ使わされ、
自分が誰の子なのか実感の無いまま生涯を終えることが
当たり前だったのでしょう。
そのような運命を背負った子供たちは一体何を支えに生きていたのだろう?
それを考えれば考えるほど、
両親が居ながら勝手気ままに生きられる自分自身が
只の未熟者なのだなと思えてきました…

そんな未熟者の大次郎が此度の主演を担う事になりました。
生涯初。ようやく『辿り着いた』と思いますが、しかしながら我れまだ未熟者ゆえ、
これは劇団での父・幸村座長から与えられた試練であり、
この作品に関わる全ての人に支えられた上で立って居られる
『場所』なのだと感じます。
関わる全ての人の『思い』を背負って『坂ノ上幸之城』として生きます。

本日はご来場頂きまして誠にありがとうございました。
この『思い』
お客様の心に刻みつけられるよう『大次郎』が
全身全霊をかけて舞台に臨みます。
この場所で皆様にお披露目できることもまた大きな『幸せ』です。
レッツ武士道!!

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デハ!!