見せ方について
お客さんに伝えることと
お客さんに想像させること
お客さん側から見てどちらが面白いか
例をあげると
登場人物たちが舞台上に現れて
「俺たちは爆弾処理班でこれからある場所に爆弾を解体に行くぜ」
ということを語るとする
お客さんにはこの人たちが何を目的にして
何をしようとしているのか聞いて理解する
これが伝えるという見せ方
もう一方
登場人物が舞台上に現れて
ちょっと会話をする
リアルに考えれば、人々は全員爆弾処理班のクルーとして仕事をしに集まったわけだから
自分たちが爆弾処理班であることや
これから爆弾を解体するだなんてことをわざわざ言うことはない
だから見てる側はこの人たちは何者だろうという疑問を持つだろう
そして会話の中の言葉を拾って
多分、この人たちはきっと○○なんだろうなと予想する
そして登場人物の行動を見て
「ああ、やっぱりな」とか「へーそうなんだ~」
と感想を持って理解する
これが想像させるという見せ方
どちらが面白いだろうか?
もっと単純にいうと
説明を聞いて理解するのと
目で見て理解するのと
どちらが面白いか
まあ人によりけり、つくり手によりけりということかな
デハ!!