埼玉県朝霞市にある陸上自衛隊朝霞駐屯基地
に併設される、
自衛隊の広報施設であるりっくんランドに行ってきました。
戦車やヘリコプターが展示され、
自衛隊の活動を紹介する3D映像や、ヘリコプターのフライトシミュレーターなどが
無料で楽しめます。
また、裏手に振武台記念館と言う、記念館があります。
戦前の陸軍予科士官学に関連した展示を見学することができます。
この建物は戦前の予科練の育成所が移築され、ここで記念館として公開されているのだそうです。
座間にあった皇族舎（多分皇族の予備士官の宿泊施設）をここに移築したものだそうです。
これ思い切り素人が素人向けに言っちゃうと、
帝国陸軍のリーダーとなるべき人材を養成するためだった施設を、
自衛隊が移設保存し、戦前の軍と、自衛隊の歴史を一緒に展示しているということです。
僕は、これを、自衛隊員の
「戦前も戦後も一貫して、日本防衛のための活動を継続する」
との意思表示と見、頼もしく感じました。
この施設の移設作業も、自衛官自ら行ったんだそうです。
軍とは、外国や災害から国民を守るだけではなく、
基地や施設の維持、構築もしなきゃならないわけで、考えて見れは当然なんですが、
こういう作業も自力でやっちゃうところに、軽く驚きました。
自衛官は大工仕事も出来るのです。
広場には、戦車などが展示されています。
水際地雷敷設装置というのがありました。
これ、車兼船になっていて、
敵の上陸を防ぐため、海岸線に地雷を撒くためのもののようです。
僕は、軍事装備には疎いのでよく分かっていなかったのですが、
戦車みたいなのには、2種類あるんだそうです。
一緒に行ったミリタリーに詳しい方に教えてもらいました。
１つは普通に戦車です。
もう一個が、自走りゅう弾砲と言います。
自走りゅう弾砲というのは、敵施設を破壊するための武器なんだそうです。
つまり、それほど大きな砲ではないが、貫通力のある砲を直線的に撃って、敵戦車を撃破するのが戦車。
自走りゅう弾砲は、施設を破壊するために、爆発力のを大きな砲を放物線状に放つのだそうです。
字のごとく、
戦車は戦う車、
自走りゅう弾砲は、自分で走る大砲
ですね。
陸軍の兵器にも、空軍の爆弾と魚雷みたいな使い分けがあるわけですね。
参考「「永遠の0」から学んだこと」
勉強になりました。
現状、戦闘機をはじめとする多くの武器は、アメリカに買わされている状態ですが、
戦車は国産しているのだそうです。
国防上も、経済的にも、多くの兵器を国産化し、自主独立の国家にしたいものです。
参考「景気対策としての武器開発」
装備や食料の展示もあり、
最後に、迷彩色パウンドケーキ（ケーキ自体も迷彩色になっている）を購入し、
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