台湾旅行2日目〜故宮国立博物院 | 本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

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日本の若者に、我々の先祖は、今を築いた立派な人達であることを理解してもらい、未来を切り開く自信を持ってもらうためのブログです。

閉塞した現代日本社会を打開するためにも、日本人としての自信を取り戻す必要があると考えており、そのための分析も試みています。

次は、故宮国立博物院 の見学です。

ここは中国伝来の収蔵品が、70万点近く、これでもかと、集められています。

国民党軍と一緒に渡ってきたものが、60万点、
その後に増えたものが10万点あまりだそうです。


で、僕は面白い発見をしました。


古代なら兎も角、清朝だから江戸時代と同時期のはずですか、
その程度の比較的近い時代のものであっても、

何処の誰が、どの様な方法で作ったかが分からないものが多いのです。


で、典型的なのが、これ。


台湾8


象牙でつくられた、立体的な彫刻なんですが、

「誰が、どうやって作ったのかは分からないけれど、
親子孫3代くらいかけて、精魂かけて作ったのでしょう。」

とのことでした。

そういう視点で見てみると、日本のそれと違い、
作者、及び製造技法に関する言及がほとんどありません。

そもそも、そんなことは気にしていない感じです。


多分、中国人にとっては、

きっと「それを作らせたのが誰か?それを持っているのが誰か?」

の方が大事なのでは無いでしょうか?


だって、それをさせる力を持つことこそが、権力の象徴、

かつまた、

それを持つ力を持つことが、正当性の証だから。


立派なのは、それを作った人では無く、持っている人なのです。


とするならば、故宮国立博物院自身が、

「我々こそが、中国の正当性を持った後継者である。
(何となれば、中国伝来の宝物を所有するのは我々だから)」

を強烈に主張する中華民国の施設になるわけですね。


ここの収蔵物の収集、保存にかける情熱は尋常ではないようで、
入場料収入では全然賄えないお金をかけてやっているそうです。


政治家、官僚の地位が高くて、職人の地位が低いことは、
中国、朝鮮等儒教文化圏の特徴とされますけど、
これも、その現れなんだろうと思いました。


土地を失っても、正当な後継者は我々である。

そういう主張が、ビンビンと伝わってきました。



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