その子達が、不良になっている典型的な原因は、出来ない勉強を無理矢理押し付けようとする、周囲の大人に反発しているからである。だから、僕の中学校の友達は、中学校で勉強の能力の限界を向かえた子だったし、高校の友達は高校で、その限界を向かえた子が多かったように思う。
で、僕は、その不良仲間のうちでは勉強が出来たほうなので、何とか大学に進学できた。僕は、理学部物理学科の卒業で、それを四年間学んで何とか留年せずに、就職することが出来た。でも、根本的に僕には、大学の物理、数学を理解する能力はなかった。今、僕はその時学んだ学問を、実際に使うことはほぼ無い。まあ、ゼミでの講義は、「重力場の崩壊」つまり、ブラックホール生成の理論だったから、これを実際の生活に使うことなど、僕の生きている間には研究者以外無い気がするけれど。
ただ、現在外仕事をしているから、地球と月が回りながら、太陽の回りを一周し、だんだん日が長くなり、だんだん日が短くなりして、春夏秋冬巡ってくるのは、日々実感している。今8月で夏真っ盛りだけど、確実に日は短くなってきており、冬に向かっている。
僕の経験として物理学を学んでよかったことは、自分の能力の限界を悟れた事かなと思っている。ようは、限界が中学で来るか、高校で来るか、大学で来るかの違いであって、程度の問題である。それを理解する能力が無いことに変わりはない。大学生になって、大人に反発って話はないから、大学生の僕は不良ではななかったけれど。
それに、学問なんて、どのような分野であっても、極めていけば、「そこから先は分からない」という地点にたち至り、だから研究しているんだろうと思う。とするならば、研究者というのは、「その分野のことを一番分かっている、よくわかってない奴。」と言うことになるんじゃないかと思う。
で、残念ながら、僕は物理学者になるだけの能力はないことを悟り、進学をあきらめ就職をした。これも、また、程度の違いがあるだけで、中学時代、高校時代の僕の友達と同じ結論だ。つまり、「僕には分からない。だけど、兎に角、社会に出て頑張るしかない。そう悟らせてくれるには、最適な学問を選んだかな。」という感じである。
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