ヨーロッパと日本が近代化に成功した理由 | 本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

日本の若者に、我々の先祖は、今を築いた立派な人達であることを理解してもらい、未来を切り開く自信を持ってもらうためのブログです。

閉塞した現代日本社会を打開するためにも、日本人としての自信を取り戻す必要があると考えており、そのための分析も試みています。

さらに


を読んで、僕の思ったことをまとめてみた。

中国人って、良く

「血縁頼りに徒党を組んで、貪れるだけ貪ろうとする」

人々と言われるけど、

こういう特性は、ここから来ているんだと思う。


兎に角、中国人は

国家全体を貫く帰属意識

なんか持ってなくて、

自分の属するグワシン(関係)への帰属意識を背景に、

異なるグワシン(関係)とパイの取り分をめぐって、

激しく競いあっているんだ。


まあ、中国人の世界観では、国というのはそこだけで、

回りは野蛮人が住むだけという認識で、

古代ならあながち間違いではなかった。


だから、競争は内部で行うもので、

一致団結して国外に対処するという概念を

そもそも欠いている。


これが、後から国民国家として台頭してきた

現在の先進国に遅れをとった、

大きな理由だと思う。


つまり、

国民の団結心の希薄さを突かれ

切り崩されたということだ。


で、他国の歴史を知っている訳ではないから、

確信はないけど、

世界中の古代帝国か次々に、

西欧諸国によって崩壊させられたのは、

皆ここをつかれたからではないかと思う。


ところが日本人は違った。


この日本列島に住む日本人は、

日本国民として一致団結出来る人々だったのである。

だからこのようなことが、出来たのである。

参考「天皇制という奇跡」


なぜ日本人にこれが出来たかと言うと、

それは中国という大文明と付かず離れずの

離れ小島になっていたことが、大きいと思う。

このため、文化的な影響を受けつつも、

軍事的な制圧を免れ、

独自の文化が残ったのである。


だから日本人は、聖徳太子のころから、

中国という外国との対抗上、

国民団結の必要性を認識していたのである。


だから、その後の西欧という外国との出会いの場面でも、

国家として統一した行動が出来たというわけだ。


多分、実は同様の事情は西欧諸国にもあって、

それは現存しないため忘れがちなのだが、

古代ローマ帝国との関係なのである。


だから彼らもまた、

国家として意思統一のとれた行動がとれ、

いち早く国民国家を作り上げて、

世界に向かって飛び出して来たということだ。


一方、

西欧人と同時平行的に似たような国家観を持った日本人は、

彼らとは反対に鎖国をすることにより、

一国平和主義をとることになった。


その後、膨張する西欧と直接接触するようになり、

日本も国民国家として、彼らと対峙するようになった。

だから、人類の近現代史は、

民主主義という手続きを踏むことを建前に、

国民全員の協力を取り付ける国民国家体制を整えた、

当初は後進国であった西欧諸国と日本が、

従来型の古代国家を追い越したという現象なのだ。


そして、第二次世界大戦とは、

ヨーロッパの戦いは同一文明内の内戦であるが、

東アジア、東南アジア、太平洋のそれは、

異なる文明から発展した国民国家の

激突であったと言えるのであり、

大きな意味での人類史の流れからして、

衝突は避けられない出来事だったようにも思えるわけである。




人気ブログランキングへ


にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村


Twitterへ:@bscppmm
<過去記事一覧
スカピッピパパの見解

                  =>トップページ

<日本愛国ブロガが使う1万5千円のパソコン
ブログの作り方を、パソコンの基礎から説明!

                  =>トップページ

<日本の本当の歴史を知って、未来を切り開く方法を考える
 ためのメールセミナー>

「このメルマガを読むと、将来に関して、漠たる不安を感じ
ているあなたは、自信がなくても、勇気を持って前に進むこ
との重要性を理解できるようになります。なぜなら、我々の
(つまり「あなたの」)先祖が、自立のために立ち上がった
勇気のある人々であったことが分かるからです。

それにより、まずは、自分の先祖に関して自信が持てるよう
になる。自信がなくても、勇気を持って前に進むことの重要
性を理解できるようになります。」

教科書に書かれていない、「日本の本当の歴史」を知るため
にも、ぜひこのメールセミナーを読んでみてください。

1日目 信教の自由の日に関するネット上の文章への反論
2日目 私が考える日本教とは?
3日目 信教の不自由な宗教と信教の自由な宗教
4日目 先の戦争の悲惨な体験を語り継ぐな
5日目 現代の鶴田浩二 ー傷だらけの人生ー
6日目 今までの社会人生活の中で、現在が一番満足度が高い
7日目 顧客満足第二

※必要がなければいつでも配信解除できます。
※迷惑メールを送りつけたりなんてことは当然ありません。
※ご登録いただいたメールアドレスがどこかに流出することなどは一切ありません。責任を持って管理いたしますので、どうぞご安心ください。

          ⇒登録はこちら(リンク