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SHIROSUGI~デザイン思考を診療に

若手歯科医の思考の足跡

ビジネスとかでなにか始めようとするとき、



何から始めたらわからないって人は意外と多いと思います。








「必ずビジネスで成功してやる!」



「お金を稼げるようになってみんなを見返してやる!」



勢いはいいものの、「じゃあ何をするの??」って聞いたとき、



何も答えられない。けっこうあると思います。







だからといって、とりあえずせどりをやろうとか、



アフィリエイトをやろうとか、海外輸出をやってみようとか、



もちろんいろいろやってみて自分のやりたいこと、



面白そうなことを見つけてみるのもありだと思います。



何もしないで悶々としているよりはずっといい。








でも大切なのはその先です。



ずっとそのままでいくわけにはいかないですよね。








………








いきなりですが、



90点の教科が2つ、60点の教科が3つあったとします。



僕らの学生時代って、平均点で順位が出されていました。…いまもそうなのかな??



そうなるとどうなるか。








平均点を上げるようにするためには



60点の教科を伸ばせばいいって話になりますよね。



当然です。








もしかすると、親に成績をみせたところ、



90点を褒められず、60点を怒られるなんて理不尽もあったりしますから、



子供は苦手な60点を伸ばすことに必死になります。



親に褒められたいっていうのは子供の素直な感情ですからね。








しかし、苦手な科目だからそうは簡単に伸びない。



そうこうしているうちに90点だった教科の点数まで落ちていく。



結果として80点が2つ、70点が3つのような、



なんかなんとも言えない微妙な成績に落ち着いてしまうことになるわけです。








日本人の教育は、平均的に伸ばす教育をしていますから、



出る杭は打たれるまではいかなくても、



どうしても苦手なものをほっておけなくなるような洗脳を受けています。








本当は好きな科目の90点を95点にするか、



どんな問題がきても90点は確実に取れるって自信をつけた方がよっぽどいいのに、です。



どうしても好きな科目ばかりをやっていることに不安を覚えてしまうようになっています。



この結果、



好きな科目ですら突き抜けられない、



平均的な人間が大量生産されてしまうわけなんです。








もちろんまんべんなく90点が取れるに越したことはないでしょう。



目指せるのならそこを目指すのは構わない。



でもどうしても苦手な教科ってのはあるわけで、



その場合は、苦手な教科を伸ばすよりも得意教科を伸ばす方がよっぽどいいと思うんです。








むしろ社会にでて自分でビジネスをおこしていくとなれば、



ぶっちぎりの強みがあるほうが明らかに結果を出しやすいですし、



強いことと弱いことがはっきりしている方が



他の企業とJVとかできたりもしやすいですよね。








何をしたらいいかわからない。



だったら好きなことをすればいいんです。







好きなことの方が自分がのめりこめるわけだから



継続しやすいし、力を注ぎ込みやすいし、結果が出やすいと思います。



いや、でもこれもしなきゃあれもしなきゃ、だと結局突き抜けたもののない、



パッとしない人間になってしまいます。



そんな人と誰が組みたいというんでしょうか??








自分は~しかできない、っていう人はいます。



でもだからこそそれに一点集中で打ち込むことができる。



それは本当に強いんです。








そして、一芸に秀でる人は多芸に通じる、とも言われます。



自分の強みを伸ばすことに力を注ぐ方が、



結果として全体の力を伸ばすことにつながるんです。








なぜって??



それは、各教科とも単独で存在しているものはないからです。



各教科は必ずどこかで関連しています。








国語の論理的思考力は英語や数学に通ずるものがありますし、



数学と物理は互いに関連する部分が多い。



一つを伸ばしていけば、



それに関連してほかの教科が伸びていく可能性が高いんです。








だからこそ、自分の強み自分のしたいこと



それをまず探してみることです。








もしかしたらそれは目に見える能力かもしれないし、



目には見えにくい能力かもしれない。



英語がすごくペラペラに話せるかもしれないし、



人に教える能力が高いのかもしれない。








なんでもいいんです。



まずは自分の強みを見つけることです。



それは他人との比較ではなく、自分にとってどうか、という判断で十分。








そして次に、



その好きなことを武器にしていってもいいんだっていう「勇気」をもつことです。








僕らは平均を高めるように教育を受けてきてますから、



一教科に専念することに対して、どこか後ろめたさを感じてしまいます。



でも本当はそうじゃないんですね。



その後ろめたさを振り払う「勇気」を持っておけばいい。








ビジネスで何かを始めたいと思う人を



僕は応援したいと思っています。



だってそういう人は自分の人生を自分で切り拓いていこうと思っている人ですから。








そしてそういう人こそ、自分の強みで勝負してほしいと思います。



大丈夫です。



自分の強み、やりたいことを信じられる心、



それで大丈夫だっていう勇気を持ってください。



その方が必ず楽しい世界が開けてくるはずですから。