会社であいつはダメだと、
噂を聞き落ち込んだ時、

さりげなく、バカだなぁ
そんなん気にしないで次は
やらなきゃいいんだよと言って来る奴

そいつのその一言がPowerをくれる。

とことん仕事をやり疲れて、
あーおわらねーと言ってるそばで

俺も終わらねーと一緒に笑える奴がいる
その存在がPowerをくれる。

お互いに忙しく、会話も無いが、
気がつけば、それやっといたよと
言ってくれる奴がいる。

その存在がPowerをくれる。

毎日大変だけど、
誰かがいるからPower
で乗り切れるんだ‼︎


どこまできたのだろう…
青春真っ只中からだいぶ遠ざかり
体の衰えや、どこまでやっていけるのか、
どうすればうまくいくのか、
ということばかり追っている毎日だ…

いつからだろう、失敗も、成功も関係なく
ただ、がむしゃらに頑張る事だけが
生きている実感として自分の中の指針に
なっていた事を忘れてしまったのは…

年をとったとは、こうゆう事なのか…

なにも出来ないけど、精一杯やっていた
あの頃は今も自分の中に大事なメモリー
として残っている。

鍛え続けなければ見えてこない物があり、
それを経て今がある。

果てし無く遠い、人生の終焉まで
やらなくてはわからない事や、
見えてこない物がある。

今はわからなくても、
いつかわかる時が来るだろう。
その時まで、ただ歩いていくだけだ
莫逆の友「ばくぎゃくのとも」
というのがある。

非常に親しい友人という意味らしいが

引用から親しい以上の意味で使われる
事が多い。

自分にはなかなかそこまでの
友人はいるのかな?

自分からはそう思っていても、
相手はそうおもうかな?

現実と合致しない言葉だし、
日常では引用しない言葉だけど、

簡単に使える言葉ではない所に
引用する人物の想いや重みがあり

簡単に使ってしまうと、
薄っぺらい言葉になって、
使い手の本質がしれてしまう。

相手を想うあまり言葉にできない
言葉を今際の際に捻り出した
結果だと思う。

そこまで言わせる関係もそうだが、
簡単に言葉に出せない
状況がそうさせたなら、
素晴らしい人間関係なんだなぁと
しみじみ思ってしまう。

あなたにはそんな人がいますか?




今年の正月だっただろうか、
地デジのオンエアーで
のぼうの城を放映していた。

埼玉の熊谷地方の領主の話なんだけど、
背景はともかく、主人公の成田長親の
人物に魅力を感じてしまう。

主人公なのに、城下の農民には
でく「のぼう」と呼ばれ
蔑まれているように思える…

家臣の武将達からはいかにも
大将と言われるような扱いはされず
なれ合いのような扱いだ

ただ、長親を囲む人達は
少なくとも嫌っているとか、
見下すというような風には
思ってなく、

お互いに立場を超えた人間愛のような
関係があるように思える。

戦国時代には考えられない関係だが
その人の人間性とか人との関わり方が
大きく影響しているように思う。

人は日に米三合、一畳のたたみさえあれば
生きていけると言われた時代だけど、

自由に生きる代償はそれぞれだけど、
自分の生き方を曲げない所に魅力を
感じずにはいられませんね