今回は御一緒した年配の男性の方の希望で、大津駅から旧東海道を歩いて京都を目指します。
名古屋駅(09:29発)から新幹線で京都駅(10:06着)で下車し、在来線で2駅戻る形で大津駅に午前10時30分到着。
京都駅のキオスクでペッボトルトのお茶を買った時に、「おおきに。」と言いわれ京都にきた実感がわきました。

大津駅南口を出ると、駅にくらべ小高い場所にある国道1号線が目に入ります。
この周辺は、東海道と国道1号線が重なっているんですね。
車の往来の激しい1号線の路肩を京都の三条大橋を目指して歩き始めました。
残念ながら建物が邪魔をして、ここからは反対側にある琵琶庫は見ることができません。

名神高速道路の陸橋の真下をくぐると、まもなく道路の左側に「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬあふ坂の関」と詠んだ蝉丸神社があり、この登り坂が逢坂の関と知りました。

常夜灯と逢坂の関碑がある交差点で右折するとウナギ料理の老舗レストラン「かねよ」。



歩きだして30分しかたってないのに、昼食とは早すぎる。
分かっているけど、このお店で出される「きんし丼」を食べる機会を失いたくないからね。

ウナギ丼の上に厚みのある伊達巻き玉子がどーんと載っています。
この玉子焼きの厚みはインパクトあるよ。
玉子何個使ってるのかな?という気持ちがわくのが正直な気持ち。
テレビ番組「秘密のケンミンショー」でも取りあげられ知名度は高いようです。
駐車場に入る車のナンバーを見ても、県外からのお客さんが多いね。
私は「上きんし丼」をいただきましたが、玉子焼きのせいでウナギの味が引き立たないような気がします。
お店の方は「味が薄かったらこれをかけて下さい。」とタレの入った瓶を置いてくれます。
お値段は、2400円。

早めの昼食を済ませ、また1号線に戻るとここからは京阪鉄道に沿った下り坂です。
振り返ると、「かねよ」には「鯉のぼり」ならぬ、「うなぎのぼり」が上がっています。
こんな坂道なのに、頻繁にサイクリストが目に止まります。
追分町辺りからようやく道路沿いに民家が増えてきました。
でも道路沿いには喫茶店もコンビニが1軒も見当たらないんだよ。
自分はトイレをもよおさなかったから良かったけど。

井筒八つ橋本舗の追分店まで来たところ、西大津バイパスのロータリーで歩道が切れてしまい2度、3度行き来することに。

八つ橋本舗の駐車場の誘導係の親切な男性のお陰で、お店左側にある陸橋を昇り、1度は住宅街の市道を歩くと数百メートル先に欄干に「東海道を歩いてる方は、この陸橋を渡って下さい。」との案内が。
この陸橋を利用して、道路の反対側にある三条通りにつながります。

陸橋から見ると、道路の少し先に「京都府」の道路標識。
滋賀県を離れ、京都府に入ります。
車の行き来の激しい幹線道路を歩いてきましたが、ここからは交通量の少ない生活道路です。

道路が別れたところに、初めての喫茶店「かな」。
御一緒していた年配の男性は、トイレを我慢していたようで、さっそく喫茶店に飛び込みました。
喫茶店「かな」から歩くこと7分。
大津駅からここまで歩いて、山科四宮郵便局前に初めてのコンビニ(セブンイレブン)。
大津駅を出てから3時間。
「東海道」の名称の看板も2カ所しかなかったのも予想外でしたね。
喫茶「かな」出て少し歩いた電信柱に1カ所。
そして山科駅前にもう1カ所。
京都というのは、天皇のお墓がたくさんるんだね。
お墓というより古墳というのかな。
地図を見ると、あちこちにあります。

三条通り沿いにも、大きな面積を有した天智天皇陵。
管理は宮内庁で、木々もよく手入れされてます。

広いから、ヘリコプター使って上空から眺めないと全景がわかりません。
しかし今では、グーグルアースを利用すれば、真上から見た画像が拝見できて便利です。
九条山浄水場の手前で、三条大橋2キロメートルの標識。
そして大津13キロメートルの標識が。
ここの下り坂から京都の町並みが視界に入ってきます。
やっとここまで来ました。
曇り空でしたが、雨に降られずに。
南禅寺近くの地下鉄蹴上駅という場所まできたら、たくさんの観光客とすれ違うようになってきましたね。
外人さんの割合もぐっと増えてきました。

ウエスティン都ホテル方向に進路を曲がると、ゴールの三条大橋まで1直線です。
15キロメートルを歩き通して、三条大橋に午後3時にゴール!!
大津駅を午前10時30分に出発して、昼食時間も含め4時間30分の行程でした。
到着早々、年配の男性が三条大橋のどこかに「やじさん、きたさん」の銅像が有ると言います。
携帯の検索で探してみると西側の堤防にあるようです。

橋を渡って行ってみるとありました。
銅像と一緒に記念写真を撮っている人もいますね。
時計を見ると午後3時30分。
年配の男性の要望では、京都大学前にある古本屋さんに行きたいとか。
三条大橋から地下鉄で2駅なんですが普段歩かないOさん、15キロも歩いたものだから足がガクガクだとか。
というわけで、タクシー移動となりました。

京都大学前の交差点は「百万遍」というんだよ。
かわった地名だね。

偶然近くの百萬遍地恩寺で境内を使って古本市をやっていて、Oさんは「3冊も購入したよ。」と上機嫌。
その間私は境内の裏にあったトイレを借りて、飲料水の自販機でのどを潤して、ベンチでしばしの休憩。

この後はタクシーで三条大橋まで戻って、先斗町(ぽんとちょう)を散策。
ようやく周りが暗くなり始め路地沿いの料理屋の軒先から吊した提灯が雰囲気をかもしだしてるね。
狭い路地だけに、人とすれ違うのも大変です。
「祇園のお座敷で芸者さんと遊んでみたいね。」というOさん。
口ではいうけど、名古屋の錦三丁目のクラブで飲み代3万円が払えない人がお座敷遊びは無理でしょう。
http://find-travel.jp/article/23939
インターネットで調べると、「一見さんを断らない!京都で本物の芸者さんと出会えるお店10選!」とか出てきます。
土曜日のこの人混みで、予約しないで食事をすることさえ難しそう。
やはり理想は、鴨川の見えるテーブル席で。

無理は承知で飛び込んだ料亭が「眺河 先斗町 華」だったのですが、時間がまだ5時過ぎの早い時間だったせいか予約なしでも受け入れていただきました。

狭い間取りですが、案内されて座った場所が、鴨川の見える1番窓側の席だったので、本当に運が良かったね。

窓から外を見ると四条大橋や南座が見渡せます。
いくらの京懐石料理にしようかと迷ってると、いつもお金に細かいOさん。
奥さんにお小遣いもらってきたのか、「7千円のコースにしようか。」と予想外の言葉。
今日は思い切ったね。
注文したビールが手元に届き、「乾杯!」
それから一品ごとに料理が届くのですが、運んできた仲居さんが料理の説明していきます。




2,3品召し上がったところで、仲居さんから2千円で芸子さんとお話をするか、踊りを楽しめるオプションがあるとか。
お話と、踊りの両方で3千円也。
お話できるといわれても、初対面でお顔合わせても、何も言葉が出てきそうもないので、踊りだけ(2千円)お願いしました。
申し込んでしばらくすると、席をたって隣の部屋に案内され、行ってみると狭い4畳半に私たちが座れるように用意された椅子が2つ。

そこに座ると廊下に置かれたラジカセから音楽が流れ、舞子さんが畳に手をついてお辞儀をして1曲踊ってくれました。
芸者さんの首に塗られた白いおしろいが印象的でした。
時間で言えば10分もなかったと思います。
しかし遊ぶ金もない私たちは、一瞬祇園の雰囲気につかることができただけで、十分満足な時間でした。



余韻を楽しみながら残りの料理を食して、ことのほか貴重な時間を過ごすことができました。
会計は1人1万円前後と京都の夜だけに、特別にお金を使ってしまったね。

夜としてはまだまだ早いのですが、四条からタクシーを拾って今晩の宿「京都嵐山ご清遊の宿らんざん」へ向かいました。
四条、嵐山間のタクシー代は3千円。
チェックインして部屋で携帯の万歩計を確認してみると、この日の歩数3万歩あまり。















































































































