
「ロードサービスですが、パンクしたロードバイクをこれから持ち込みますので修理をお願いします」と、電話がありました。。。
が、20分待っても30分待っても現われません。
ん、イタズラかぁ?と思って半分諦め掛けた小一時間ほど経った頃、軽ワゴン車が到着、アメリカの某有力ブランドのカーボンバイクにホイールもカーボンの高級ロードバイクが降ろされました。
ユーザーさん曰く、パンクしたので予備のチューブと交換したが携帯ポンプが壊れているのか全く空気が入らずレッカー移動をお願いしたとの事。
何処から?とお聞きしたら30km程離れた某市からだそうです。
過去にもロードサービスを頼んだことがあり、その時は正にレッカー車だったそうでレッカー車にチョコンとロードバイクを載せて運んで貰ったそうです。
さて、空気を入れてみようとポンプの口金をバルブに差し込んだ時にバルブ廻りのチューブがタイヤに噛み込んでいるのに気が付きました。初心者にありがちなミスです。
噛み込みを直して念の為他の場所も確認してから空気を入れてみたものの全く入りません。チューブを取り出して調べると穴が空いています。リム打ちパンクのように内周側が切れていました。
箱から出したという新品のチューブですが、他の場所には何か擦れて削れたような傷も散見できました。
本当に新品だとすれば、チューブ交換が原因の穴&傷としか考えられませんが、、、
ユーザーさんは予備のチューブを他にも持っている!そうです。しかも2本(計3本持っていた)も!さらに予備のタイヤまでお持ちだそうです!!
しかも箱入り・ヘッダー付きで購入された状態のままでした。。。
でも肝心のポンプが壊れていてはどうしようもありませんねぇ。
最近ではコンビニなどでもポンプを置いていたり、パンク修理キットを売ってたりするので困った時は近所のお店を検索してみるのもいいかもしれません。
また、仏式から米式(アメリカン)へのバルブ変換アダプターをサドルバックに忍ばせておけばガソリンスタンドや車やさん、一般家庭でも空気を入れることが可能です。
チューブ交換も決して難しくありません。一度メンテナンス教室かなんかで受講して要点を把握、後は何度か繰り返しコツを掴むのが一番です。
ユーザーさんは保険に加入していてロードサービスを利用しているそうですが、初心者やメンテナンスが苦手な方には文字通り保険になるかもしれませんね。
ちなみにロードサービス等の業者が運べるのは故障車両(自転車)のみで、運転者(人員)を乗せるのは一応?法律上出来ませんので利用する際はご留意を。。。
余談ですが、車との事故で自転車が走行不能になった(またはライダー自身が救急搬送されて持ち主が居なくなった)場合でも警察は自転車を運んだり一時保管など原則してくれません、いずれも経験者談でした。^ ^;
*テインカーベルにお越しの際は、事前に営業中かご確認の上御来店くださいますようお願いします。 m(_ _)m