久々に乗ろうとしたらブレーキの利きが悪い、というMTBをお預かりしました。

またまたオイルディスクブレーキのメンテナンスです。HAYESの件とほぼ同時進行です。


お客様が近くのホームセンターに持ち込んだところ、断られたそうです。

「オイルディスクブレーキのメンテナンスをやってもらえるか」電話でお問い合わせいただいたのですがメーカー名を調べてもらったところ「グリム・・・?」

「あぁグリメカですね、補修パーツの入手が不可能ですので修理できない場合がありますが、たぶん大丈夫でしょう」ということで持ち込みいただきました。

イメージ 1


『グリメカ』の4ピストンタイプですね。

イメージ 2
(上の2枚はメンテ後の画像です)


確かに利きが悪い、とりあえずオイルを抜くとかなり汚れていました。

新しいオイルに交換してもまだなんか違う。

良く観察するとキャリパーのピストンの動きが悪い。

またオイルを抜いてキャリパーを分解・清掃しました。

イメージ 3


ピストンの動きは良くなりましたが、まだイマイチです。


原因を探って、ブレーキレバーを握って圧を掛けるとホース自体が膨張しているようです。

表層が劣化しているのが原因と思われます。

イメージ 4


両端がバンジョータイプのグリメカ対応のコネクタ・ホースが、運悪く?問屋さんに在庫が無く入手に手こずりましたが何とか交換することができました。


(入手可能ならピストンリング)、ブレーキパッドとローターも交換したいところでしたがこちらのMTBも街乗りメイン、ご予算のこともあるのでここまで。



HAYESにしてもGRIMECAにしても、古いものは全取っ替えしたほうが良いのかも、ある程度性能が良くて低価格なモデルに交換したほうが簡単でしかも早いかもしれません。

いろいろ分解できるのは楽しいんですけどね。