いつものごとく、デポ地から1kmほどで舗装の林道に入りました。
斜度がきつく、朝一番から、しかも朝食後すぐなのでこの上りが思ったよりしんどかった。

上りきって少し下ると、行き止まりです。
あたりを見回すと案内看板があり、民家のすぐ前、畑を上って行くようです。
MTBをデポして、ここからはトレッキングです。

見晴らし台に着きました。朝日がいい感じ。

吊り橋がはるか下に見えました。なるほど、上りがきつかったわけだ。

さらにこれから行く渓谷も見えます。

戻ってMTBを回収して、林の中を下ります。

倒木、枝が散乱していて、全く乗れません。 メジャーなルートではないので仕方ありません。 >_<
小さな滝も凍っています。

折角の下りでしたが全く楽しむこともなく、舗装路に戻ってしまいました。
吊り橋の下を通って渓谷へ向かいます。流石に迫力がありますね~。

湖面も凍っています。

このあと・・・右コーナーで転倒!
路面が凍っていて前輪から滑りました。手首を痛めてしまいました。
慎重に先に進み、渓谷の奥の滝まで来ました。とても神秘的な所でした。
水面も滝も凍っています。

ここからはまたトレッキングです。

滝壺? 丸い石が見えます。

紅葉の季節ならさぞかし綺麗な景色が見れそうです。

このルートは、“馬の背”のオンパレードでした。

“やせ尾根”という言い方もあるようですが、幅30cm前後のルートを進みます。

土のトレイルなのでそれほど怖くはありません。

もちろん乗ったまま通過します。^ ^v

・・・ウソです。 基本的に上りのルート、ということもありますがこっちも全く乗れませんでした。
特に前半は急登の連続、長い階段のほうが楽だったかも・・・。>_<
なんとか林道に復帰。 これから行く山並みが見えます。

しかし、立派な林道ですねぇ。結局一台もすれ違いませんでしたけど。^ ^;
ガードレールが木製です。車で突っ込んだら折れて崖下に落ちちゃうんじゃ、、、

・・・と思ったら、裏は鉄板で補強してありました。(効果のほどはいささか不安ですが・・・)
しかも一番下はしっかりポール、余計な心配でしたね。。。^ ^;
所々アイスバーンがあって気が抜けません。
時には降りて押します。
さらに進むと・・・>_<

完全に“雪国”ですね。今日は温かくなると言っていたので予想外でした。
路面に集中するあまり、ポイントをかなり行き過ぎてしまいました。
仕方なく、プランを変更して予定とは違うルートに入ってみたのですが・・・
危うく斜面を滑り落ちて、あわや崖下の沢に落ちる寸前でした。。。
微かな踏み跡を辿ってMTBを脇に抱えて進んでいた時、ブッシュに覆われて行く手を失い、なんとか抜けられそうな横の方に進んだら斜面が崩れてズルズルと滑って、なすすべもなく、、、
幸い、ギリギリ手前で何とか止まり、傍らに偶然あった1本の木に片手を伸ばして事なきを得ました。
木ごと崩落しないか心配でしたが、それにも増して上まで這い上がるまでは安心できません。
木ごと崩落しないか心配でしたが、それにも増して上まで這い上がるまでは安心できません。
落ちたところはまるで蟻地獄のようにさらさらの状態で上り返すどころかなるべく刺激を与えないようにして、、、さあ、どうする俺? なんせMTBもあるので。。。(MTBはともかくとしても、地図、コンパス、GPSだけでも確保しないと・・・)
(省略)
その後も一進一退、何とか沢まで降りて沢沿いに下っていきようやく確かな踏み跡にたどり着いて・・・

無事、下山。。。^ ^;
直線で1kmほどの山越え・・・軽く考えてました。。。
ちょっとした里山どころか、想像以上に険しい地形の山でした。
予定を切り上げてデポ地へ直行。 デポ地まではたったの?3km。。。

食料や水はもちろん、ナイフ、ライター、笛、反射板(鏡)、エマージェンシーシート、非常用合羽、薬や絆創膏、ライト、携帯カイロ、携帯などの予備バッテリー、ロープ・・・
一泊くらいはビバークできるような装備を持つようにはしていたが・・・
山をなめてはいけませんね。。。>_<