自転車の部品って、昔からの規格(のような定着している寸法)があって、各部品メーカーがそのサイズに合うような製品を世に出している。

ので、ハンドルとステムのようにメーカーがそれぞれ違ってもほぼ問題なく組み付けられる。
(注:ハンドルとステムに限っては、微妙に許容寸法が各社によって違うので同一メーカー使用が基本です。)

あるメーカーが、例えばそれまでより大きな寸法を提唱しそれが世間に受け入れられると他社も追従する。そして新たな『スタンダード』となっていく。

「オーバーサイズ」と言われるような、ハンドルとステムとのクランプ部分もその一例だ。

昔は直径26.0mmがスタンダード(それ以前は25.4mm?)だったが、現在は31.8mmが主流になり、さらに35.0mmのものまで出てきた。^ ^;



前置きが長くなったが、今回紹介するのはサドルである。

サドルの裏にある金属のレールの幅が狭い商品だ。

【ナローサーテイーサドル】

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スタンダードは、レール間の幅が43mmだが、この商品は30mmで-13mmだ。

イメージ 2


画像上がナロータイプ、下がスタンダード。分かりづらいが、ほぼレール一本分づつ、内側に入っている。レール幅を狭くできるので、サドル本体の中央部から先端にかけて狭くできるという訳だ。



なぜかというと・・・ペダルを漕ぐときに内腿がサドルやレールに擦れるのを軽減するためである。

速く走れば走るほど(速くペダルを漕げば漕ぐほど)擦れる。または擦れを嫌って無意識に変なペダリングになっていく。


なので競輪選手用には以前からあったこのナロータイプを、一般向けに制作したのが「ワンバイエス」と「グランジ」のサドル。
(同様の考え方で、セライタリアのモノリンクというシリーズもある。)


しかも、いろいろな形のサドルがあるのできっと自分にあったサドルもある筈。。。

特に女性やスモールライダー、回転系のライダーは是非お試しあれ!


 ■東京サンエス 「ワンバイエス」「グランジ」 こちら → http://tsss.co.jp/

 ■セライタリア・モノリンクも扱っています。こちら → http://www.fukaya-sangyo.co.jp/item/selle_italia/

 ★ご注文・通販(特価商品)はコチラから → http://members3.jcom.home.ne.jp/bs_tinker/nshop.html