☆ロングライド (vol.4) '08 一ノ関→青森
東北新幹線の最終で一ノ関駅まで輪行(自転車を分解、専用の袋に入れて電車で移動すること)
深夜11時50分頃、一路青森を目指してスタート!

深夜11時50分頃、一路青森を目指してスタート!

市街を抜けほどなくR4と交差、あとはひたすらR4を北上する。
R4に出た途端に店などがなくなり暗い。
おまけに雨がポツ、ポツっと降ってきた。
降水確率10%なので覚悟はしていたが・・・。
まあ、気温があまり下がらないことを祈るだけだ。
それよりもいきなりの上り勾配、まだ身体が準備中だというのに。。。
R4に出た途端に店などがなくなり暗い。
おまけに雨がポツ、ポツっと降ってきた。
降水確率10%なので覚悟はしていたが・・・。
まあ、気温があまり下がらないことを祈るだけだ。
それよりもいきなりの上り勾配、まだ身体が準備中だというのに。。。
暗いのでサイコン(メーター)を確認できないが、たぶん25、6km/hぐらいだろうか・・・
今年は全然練習していないので無理は禁物、抑え気味で走る。
(というか気分がいまいち乗らない・・・)
今年は全然練習していないので無理は禁物、抑え気味で走る。
(というか気分がいまいち乗らない・・・)
いつのまにか雨は止んでいた。気温は20℃前後で走りやすい。
北上(きたかみ)を過ぎ、徐々にペースが上がる。
北上(きたかみ)を過ぎ、徐々にペースが上がる。
約80km地点の紫波あたりで休憩しようと思っていたが、それらしい?コンビニがなく
盛岡まで行くことにする。
盛岡まで行くことにする。
だが盛岡市内に入ってもコンビニがなく、だんだん疲れがでてくる。
やっとコンビニがあって、ほんとに「サンクス」だ。
やっとコンビニがあって、ほんとに「サンクス」だ。
ここまで101km、アベ28.7はちょっと出来過ぎか?
少し休んでから走り出すも、道はずうっと登り調子。
結局、勾配はそれほどでもないがだらだらとした登りが50kmほど続いた。
結局、勾配はそれほどでもないがだらだらとした登りが50kmほど続いた。
約150km地点、R4最高地点でもある十三本木峠通過・・・

(振り向きざまに撮影、標高450m)

(振り向きざまに撮影、標高450m)
下り始めると同時に両膝が痛み出した。。。
(・・・やっぱりダメか・・・)
(・・・やっぱりダメか・・・)
いきなり100km超、しかもオーバーペースが祟ったか・・・
踏み込みではなく、回転ペダリングに切り替える。
さしずめエコ走行といったところか。
さしずめエコ走行といったところか。
夜明けとともに、左手に赤く染まる八幡平(1614m)が見えた。


日の出!


一戸(いちのへ)にて、東京から600km地点の標識

膝が痛くて踏めず回せずかなりヘロヘロ、なぜかトイレも異常に近くなる。
最短で10kmもたないときも・・・

膝が痛くて踏めず回せずかなりヘロヘロ、なぜかトイレも異常に近くなる。
最短で10kmもたないときも・・・
気温が18~20℃で汗がほとんど出ないせいか。。。
十三本木峠自体も侮っていたが、その後もアップダウンが続き
だんだん効いてくる。
だんだん効いてくる。
結構登った先に登坂車線が現れる、というパターンの繰り返し。
国道なので、勾配○%以上は登坂車線を設置、と決まっているはず・・・
6%以上? 8%以上か?
国道なので、勾配○%以上は登坂車線を設置、と決まっているはず・・・
6%以上? 8%以上か?
ローギヤ(一番軽いギヤ)の39×21Tまで使う。
やっと下りになっても踏み込むことも回すことも出来ず、
脚を止めて、ただ重力だけで下る。
やっと下りになっても踏み込むことも回すことも出来ず、
脚を止めて、ただ重力だけで下る。
正直に言うと、脚を止めていることすらつらい。
左右の足を水平に維持するのも負担が掛かっている。
ストレッチしながら下る。。。
左右の足を水平に維持するのも負担が掛かっている。
ストレッチしながら下る。。。
二戸(にのへ)に入り、コンビニがあったので休憩
ここまで184km、アベは27.9。
ここまで184km、アベは27.9。
いつもなら横になって仮眠を取るところだが、
今回は膝以外はまだ大丈夫。
ちょっと食欲がないくらい・・・
今回は膝以外はまだ大丈夫。
ちょっと食欲がないくらい・・・
ナポリタンを食べるが、異様にしょっぱい。
味付けが変なのか、舌が変なのか・・・
半分残して、おにぎりをパクつく。
味付けが変なのか、舌が変なのか・・・
半分残して、おにぎりをパクつく。
1時間ほど休んで、走り出す。
今回は日帰りで帰りも輪行、常磐線の終電の都合でタイムリミットは青森駅18時。
膝の状態もあり、あまりゆっくりはしていられない。
膝の状態もあり、あまりゆっくりはしていられない。
道は相変わらずのアップダウン。
登坂車線をいくつ登っただろう・・・
登坂車線をいくつ登っただろう・・・
だいたい20kmおきだろうか、道の駅などでトイレ休憩をしながら、
膝をだましだまし、脚の重さだけのペダリングで進む。
膝をだましだまし、脚の重さだけのペダリングで進む。
道の駅・しちのへ(七戸)で小休止、牧場名に注目!?


ここでまた悪い癖!?が・・・
ついに蕁麻疹発症!
(・・・え~、またかぁ・・・)
ついに蕁麻疹発症!
(・・・え~、またかぁ・・・)
膝痛に蕁麻疹、ますます修行いや苦行の度合いが強くなる。
もう慣れっこ?なので、バッグに忍ばせておいた薬を飲む。
目の前を通りがかったおばさんに
「あら、かぶれたの?」
「いや、蕁麻疹です」
「まあ、それは痒いわねえ」
「はい・・・」
「あら、かぶれたの?」
「いや、蕁麻疹です」
「まあ、それは痒いわねえ」
「はい・・・」
ただ今回の発症で原因が解ったような気がする・・・
気を取り直して走り出すも、野辺地(のへじ)まではアップダウン、登坂車線の連続だった。
気温も最高28℃まで上がる。
暑いことは暑いが、連日30℃以上の関東に比べればまだ全然マシ。
気温も最高28℃まで上がる。
暑いことは暑いが、連日30℃以上の関東に比べればまだ全然マシ。
ようやく陸奥湾(野辺地湾)が見え、潮の香が漂う。
膝が痛いので赤信号が辛い。
左足をペダルから外す動作(ひねる)や、再スタートするときに膝にモロに負担が掛かる。
左足をペダルから外す動作(ひねる)や、再スタートするときに膝にモロに負担が掛かる。
膝に力が入れられないので、ペダルにカチっと足(シューズ)を嵌めるだけの力もなくなり・・・
今回はまだなんとか立ち漕ぎができるのがせめてもの救い。。。
今回はまだなんとか立ち漕ぎができるのがせめてもの救い。。。
約280km地点、平内(ひらない)町に入る。丁度、東京からは700kmの表示


陸奥湾名産のホタテ貝の直売所が並んでいる。
貝ごとそのまま焼いても、刺身でも旨いのだが・・・
貝ごとそのまま焼いても、刺身でも旨いのだが・・・
ショッピングセンターで休憩、お弁当を食べる。
286km地点、アベはどんどん下がって26.5。
286km地点、アベはどんどん下がって26.5。
なんとかこのアベレージは死守したい。
いや、できれば何とか27以上を、と甘い考え・・・
いや、できれば何とか27以上を、と甘い考え・・・
残りは10数キロ、スピードUPを図るも
青森市街に入ると信号が多くなり、26.4~26.7を行ったり来たり・・・
信号で止まると、ますます走り出すのが辛くなる。
青森市街に入ると信号が多くなり、26.4~26.7を行ったり来たり・・・
信号で止まると、ますます走り出すのが辛くなる。
駅前通りは渋滞、車の横をフラフラと抜けて
16時、やっとの思いで青森駅に到着!

膝はボロボロで歩くのもままならず・・・
16時、やっとの思いで青森駅に到着!

膝はボロボロで歩くのもままならず・・・
青森駅構内からの夕日


青森からはまた輪行、東北新幹線→最終の常磐線で25時に帰宅。
D:312
A:26.5
M:56.8
T:11:47
*所用のため一時ルートを外れたので、その間はサイコンを外した。
A:26.5
M:56.8
T:11:47
*所用のため一時ルートを外れたので、その間はサイコンを外した。