「これで大丈夫なの?」と思うぐらい小振りだ。
持ってみてさらに驚く。 かっ、軽い!!
「流石!チタンシャフト」と納得。
所謂ルックタイプのペダルは片面しか使えないのに対し、SPEEDPLAYは両面使える。
ちなみに購入したのは【ZERO】というモデル。
ルックタイプのペダルは、クリートのつま先側をペダルに突っかけてからステップインするのに対してこちらはダイレクトにステップインする。 なのでペダルが“立った”状態でなくてもステップインできるし、ワンアクションで固定状態になる。 丸くて小さいのでペダルの状態に関わらずクリート内に収まってそのままステップインできる。
他のペダルはスプリングがペダル本体に内蔵されているが、SPEEDPLAYはクリート内にC型のスプリングが収まっている。 そのせいでクリートはやや大きめだ。 C型スプリングの2箇所の突起部分がペダルの前後の凹み部に嵌るようになっている。
ペダルが小さいと踏面も少ないと思われがちだが、ペダルとクリート、シューズとの接触面積は他のペダルより広く不安はなさそう。
買ってから気がついたがステップインの強弱(スプリングの調整)はできない。
クリートは最大15度の可動角(ステップインしていても動く)がある。 踵を内側外側、それぞれ個別に調整が可能で、固定もできる。
◆クリートをシューズへ取り付ける。
クリートは3つ穴タイプのシューズに対応しているが、スプリングハウジング自体は4箇所で固定する。
なのでまず最初にシューズのソールに付属のシムを利用して平らになるように、ベースプレートを3箇所のネジで取り付ける。
固定する時にベースプレートの前後中心位置をシューズの母子球の位置と合わせる。
次にスプリングハウジングを組み付ける。
クリート(シューズ)の左右の位置調整はスプリングハウジングの4箇所のネジを緩めて調整できるが、前後位置の調整はベースプレートで行なうので、一旦スプリングハウジングを外す必要がある。
気になっていたペダル軸中心からシューズのソールまでの高さは約12mm、ダイレクトなペダリングが期待できる。
重量(クリート含む。ペア) 269g
ロードクリアランス 39度