「肩こりの原因」の記事でもちらっと触れましたが、実は肩こりと心臓病というのは、かなり近い関係にあるものです。

長いこと、肩こりや首のこり、背中のこりに悩んでいたかたが、ついに病院にいったところ実は心臓が悪かったということが多々あります。

逆に、心臓病のかたに肩こりの話をすると、実に多くのかたがひどく肩や背中がこったという話をしてくれます。

多くの場合、左の肩や背中がこるようです。

やはり心臓という臓器が真ん中よりも左寄りにあるせいでしょう。

そして、何故、心臓病によって肩こりが起こるかといいますと、これはちょっと複雑です。

身体のあちらこちらの異常を脳が感じ取るために、全身に神経が張り巡らされているのはご存じかと思います。

この神経は非常に複雑な構造になっているため、たとえば、心臓で何らかの異常が発生したとしても、それを脳に伝えるための神経の信号が、他の神経と混線してしまう場合があるのです。

心臓が悪いのに、肩こりや背中のこりを感じるのはそのためなんですね。

ですから、もしもあなたが、日常的に悪い姿勢をしているわけでもなく、パソコンやテレビに長い時間かじりついているわけでもない、さらに細かい文字を見る仕事をしているわけでもないのに、常に肩こりを感じているとしたら、要注意です。

これまで書いてまいりました、さまざまな病気が原因で肩こりを感じている場合もありますので、まずはそのことをしっかりと覚えておいてください。

そして、自分の肩こりはちょっとおかしいのではないか?と思ったならば、すぐに病院へ行ってみるようアドバイスしておきたいと思います。
一般的に耳鳴りがする場合、耳の異常を疑うのが普通ですが、意外と耳以外の病気から耳鳴りがする場合も多いです。

肩こりもそのひとつであり、ひどい肩こりのせいで耳鳴りがするようになったというかたは意外と多いです。

実のところ、現代の医学では、まだめまいと耳鳴りについて、よくわかっていません。

めまいが起こる疾患や、耳鳴りが起こる疾患については分かっているものも多いですが、不明な部分が多いのが実情です。

しかし、肩こりが高じて耳鳴りがするというのは、よく知られていますから、それなりに治療法もあるそうです。

頚部の神経をブロックするような療法で改善の可能性があるそうですので、気になっている方は試してみる価値はあると思います。

ただ、耳鳴りは肩こり以外にも、単なる疲れや睡眠不足、ストレスなどによっても起こることがあります。

さらに低血圧のかたが耳鳴りする場合もありますし、食べ物を噛んでいるときにカサカサというような耳鳴りがするというのは心配ありません。

時に、心因性の耳鳴りや難聴もあるようです。

ただ、先にもお話したように、耳鳴り自体まだ詳細は解明されておらず、かなり危険な病気によっても、耳鳴りの起こる可能性は数多くあります。

ですから、耳鳴りが気になったら、早めに医師の診断を受けたほうが良いと思います。

耳鳴りにはこれまで挙げた原因のほかに、メニエール病や、脳腫瘍も考えられますし、脈打つような耳鳴りが聞こえる場合には心臓や血管の異常も考えられることを覚えておくとよいでしょう。
肩こりによって手や腕にしびれを感じるというかたもいらっしゃいます。

そのしびれ具合も、人それぞれのようで、ちくちくしたようなかすかな感覚から、ピリピリした感覚、ジンジンしたようなかなり気になる感覚までさまざまです。

さらに、しびれが高じて指が動きにくい感覚になるかたもいらっしゃいますし、しびれた部分に触った時の皮膚感覚がなにかおかしい感じだとおっしゃるかたもいらっしゃいます。

確かに肩こりによって手や腕にしびれが起きる場合があります。

しかし、しびれもまた、吐き気やめまいと同じように脳に原因がある場合も多いですから、気になるしびれの場合には必ず医師に診断してもらってください。

さて、肩こりによるしびれの場合、どうしてしびれが起こるのかと疑問に思うでしょう。

それは、頸椎が変形してしまうことによるのですね。

もう少々詳しく説明するとすれば、背骨の上部・・・首の部分に起こる老化現象のひとつなのです。

骨と骨の間にある椎間板にはクッション性があるのですが、これが低下してしまったり、靭帯や筋肉が弱まることで、首の骨自体が不安定になり、負担がかかる骨にトゲのようなものが出来るわけです
そして、このトゲが神経を刺激してしまうことで、繋がっている腕や手の部分にしびれを感じるようになっているのです。

この頸椎の変形によって、肩こりや首のこりも起こると同時に、手や腕のしびれも起こるので、肩こりとしびれが一緒に感じられるというわけです。

これは、ある程度は我慢するしかないのですが、我慢出来ないほどのしびれでしたら、医師に相談した方が良いでしょう。