旅も食事も段々のってきた | 爺34のどて話

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酒を楽しみ老いを楽しむ。どてかぼちゃ(アトランテック・ジャイアント)栽培を愉しむ。農を通じて人生を語る。後輩の成長に目を細め、良い人生だったと笑って旅立つ。そんな好々爺でありたい。

2005.3.23(水)晴のち曇
マドリッド(マドリード)市内観光 → トレド観光


ホテルには別の日本人ツアーもいて、夜中に騒いでいる。若いグループだ。午前2時、やかましくって目が覚めた。注意してやろうと思ったら静かになった。多分、散会したのだろう。

 

起きたついでに長男に電話をした。日曜日に九州(福岡)で震度6の大きな地震のあったこと。連日、天候不順で寒いことなど教えてくれた。


7時朝食、9時出発。マドリッド市内観光。スペイン広場・王宮・プラド美術館・国立ソフィア芸術センターを見学 (もっと時間が欲しい!)。案内は日本人男性でミキタさん。

 

マドリッド市内観光

 

王宮

 

プラド美術館ではベラスケス、ゴヤ、エルグレコなど、とても詳しい説明を受けた。芸術センターではピカソ、ダリ、ミロの現代美術を鑑賞、特にピカソのゲルニカの説明をしっかり聞いた。ゲルニカだけで30分はかかった。

 

 

プラド美術館



わずかな時間で絵画の前を通り過ぎるより、たった1枚でもその絵の前でしっかりと観賞した方がよい。しかし、仕事とは言えすごい見識、何も見ずに延々と説明(ご立派!)。

 

この旅行では、みんなイヤホーンシステムを持たされている。ガイドさん(あるいは添乗さん)は勝手に目的物を見て説明しているので、昔のようにガイドさんを円形に囲んで聞くのではなく、イヤホーンで聴いて、個々に鑑賞している。

 

時々、合わせたように上を見たり横を見たりしているから、他の間顧客にはちょっと奇異に見えるだろうな。芸術鑑賞の後は、市内(三越デパート)でお買い物。

 

日本人店員のいる安心感で、ついついお土産を買ってしまった(殆どのお土産をここで調達)。そして、2件隣のハム屋さんの(奥にある)レストランで昼食。スペイン風タパス(ここはスペインなのだからわざわざスペイン風と断ることもないだろう)。



午後は世界遺産トレド観光。マドリッドから約2時間、16世紀、首都であったところ。街全体が世界遺産。そして宮廷画家、エルグレコが半生を送ったという街、しっかりと目に焼き付けた。

 

 

トレド観光

 


次いでカソリック総本山大聖堂サントトメ教会を見学。6時から再びマドリッドに戻った。こちらでは雨不足らしいが、珍しくトレド往復の間に雨が降り、目的地ではすっかり晴れて、観光には何も不自由はなかった。

 

サントトメ協会

 

夕食はうずらの赤ワイン煮込み。だんだんのってきましたよ。美味しかったです。女医さんの発案で、山口添乗員にみんなで薄謝をお渡した(確かに、良くやってくれている)。





夕食後、向かい側にあるノルエ・ピカ駅の商店街へ散策に行った。ガイドさんに、治安が悪いと散々脅かされていたので、女医さんにボディガードを頼まれた。「義を見てせざるは勇なきことなり」とばかりに引き受けたら、私も私もと結局4組(8人)が行くことになった。

 

治安の悪いのは本当のようで、バスがホテルへ着いても、ガイドがホテルへ連絡に行き、ガードマンがバスの入り口で見張る中、手荷物を持って我々がホテルへ駆け込む形だ。

 

いかにわがまま女医さんも、慎重ならざるを得ないって訳です。もちろん観光の時も、手荷物は? 貴重品は? といつも注意が入ります。 


(おまけ)

3月も下旬。ぼちぼちカボチャほ場も整備をしなければなりません。植え場所は昨秋(11/30)に土づくりをしてあるので、昨日はその周りの整備をしました。


馬ふん堆肥 ほ場搬入