色々と考え事 | 36salu(高橋 大)オフィシャルブログ・おさるな惑星?

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モタードレーサー36saluこと、高橋 大(たかはし ひろし)のブログです!!基本的にバイク以外の話が多かったりします(^▽^;)みんなが楽しめるブログを目指しますので、よろしくお願いいたします!!

今日は中洲で飲みました!!



とても楽しい時間を過ごしました≧(´▽`)≦






帰りは終電がなくなってしまったので、みんなタクシーで帰ったのですが、最近体調が悪くてジョギングも出来てなかったし、ちょっと考え事をしたかったので、南区の家まで歩いて帰りました。




体力が付いてきたのか、なんだかんだで、40分たらずで家まで帰りつきました!!







実は新人スタッフさん、親父さんが大病で入院してしまったので、しばらくつきっきりで看病をすることになりました。







親父さんが入院することが決まったあとも、きちんと接客をし、お客さんが散らかしたあとのお店の掃除をきちっとしたスタッフはとても気丈だなと思いました。







思えば数年前、僕が怪我で入院中、うちの親父が病気で入院したと知らせを受けたときは気が気ではありませんでした。





身体がもうずいぶんと回復してたので、先生に許可をもらい急いで退院しました。





翌朝の始発に乗って実家へと帰ろうと考えていたのですが、夜中になって、いてもたっても居られなくなり、駅まで行きました。





当然電車など走ってるわけもなく、始発までそこで待ってることにしました。





しかし、居ても経っても居られず、無駄だとはわかって居ながらも、じっとしてることが出来ず、次の駅まで歩きました。






ところが当然まだ電車は走っておらず、また次の駅まで歩きました。





そうやって、始発が出る時間まで、延々と次の駅・次の駅と歩き続けました。







福岡から関西は遠く、なかなか着かない新幹線も中で悲しい気持ちになりました。





駅に着くと急いで親父の入院する病院に行き、オヤジに面会をしたとき、こらえきれずに泣いてしまいました。





幸い大した病気ではなく、すぐに退院してくれたからよかったのですが・・・








そんなことをふっと思い出すと、スタッフの気丈さはすごいなと思いました。






看病のためにバスに乗って行くスタッフをバス停まで送ったとき、言葉が見つからず

「落ち着いたらまたうちで働いてください」

と言うのが精一杯でした。




「いつも迷惑掛けてごめんね」



と、ずいぶん年下の僕に頭を下げたスタッフ。


本当に勇気がいったと思います。









そういえば先日、うちにはテレビがないので、どこかでテレビを見たとき、某会社の入社試験では

あなたの一番の失敗をテーマにしてブログを書くなら、どんな内容になりますか

と聞くと言ってました。





自分の人生を振り返った時、なにか失敗したことがあったかなと、考えたら、思い当たる節が何もない事に気づきました。





しょうもない事をして、中に閉じ込められた事もあったけど、そのあと大事なものを発見したので、失敗ではないなと思いました。




そこから出してもらったあと、次々と悪いことが起こり、生きていきのが困難になりました。


その時、ひとりぼっちで部屋で考えていたら、こんな考えに行き着きました。



これまで自分はしょうもないことばかりしてきたなぁ。


大自然は、社会の癌のような自分を必要としてないんやろなぁ。


と思いました。



そして思い返せば、バイクでレースをしてた頃、結果ばかり考え、自分はいい成績を出さねばとか、自分が自分がと考えていた時は結果が出なかったけど、あの人が応援してくれるから、あいつが手伝ってくれるから、あの人たちのために俺は結果を出すんやと考えるようになってからは、不思議と運が向いてきて、骨折したまま数レース走って、辛い時もあったけど、ついにはすごい結果を残せたなと考えました。




今はきっと、自分勝手な事をしてるから運気が向いてこないんや。

もっと、人の役にたつようにせなあかんねや。



と言う考えに行き着きました。



結果、スタッフが出来、下請け業者が出来と、うまくいくようになりました。




今でも私利私欲ばかり考えてしまうときもあるけど、あの経験があったおかげで大事なことに気づいたので、失敗ではなかったなと思う。







また、十数年前、思い通りの人生のレールが決まってたのに、それを蹴って、わけのわからん女の尻を追って、誰も知り合いの居ない福岡に出てきてしまった事を考えたら、これもまた失敗ではなかったと思った。





あの時は、とある教習所から腕を見込まれ、

「うちのバイクの教官になってくれ。君はまだ18才なのか。教官の免許がとれるのは21才からだから、21才になったらきっとうちの門を叩いてくれ」

と言って頂いてました。



また他の人からも


「お前には素質がある。俺がサポートするから一緒にレースをしよう」


とも言われてました。




大好きなバイクに乗れるなんて最高やんと思ってましたが、いじめられっこだった自分は、メンタル的にとても弱く、何事にもすぐにくじけてしまう人間でした。




だから、心を鍛えるために、誰も知り合いのいない場所に行けば強くなれる気がする。これはいい機会かもと、福岡に出てきてしまいました。





その時追いかけた女は後にストーカーとなり、会社にまで押しかけてきたりと、ずいぶん苦しめられ、苦い思いをしましたが、知り合いも居なければ方言もわからないこの場所に出てきたおかげで、強くなったので、やっぱ失敗ではなかったなと思う。




こうして色々と考えると、現時点では、テーマに出来るような失敗はないなーとか考えながら歩きました。



強いて書くなら、とても腸の調子が悪い日、駅から家まで遠いのですが、タクシーを使わず歩いて帰ってる最中、突然お腹がめちゃくちゃ痛くなり、夜中だったので開いてる店もなく、トイレもなく我慢して走って帰ったけど、家の玄関の前で少し出てしまった事ぐらいかなー。







いろいろ考えると、あっという間にうちに着きました。




明るくいつもニコニコしてると、同じ商店街の方々に言われますが、基本引きこもりなので、こうして一人きりで考え事をしながら歩く時間はとても貴重なのです。




今、気が気ではない状態で、病院で泊り込みで看病をしてるスタッフの事を考えると、なんだか自分も寝れなくて、こうしてパソコンの前に座っています。




もうすぐ朝です。




新聞配達のカブのエンジン音がそろそろ聞こえてくる時間です。





あしたも仕事のご依頼をいただいてます。




あさってもしあさってもご依頼をいただいてます。




そのスタッフの為にも、また他のスタッフや下請け業者さんのためにも、そろそろ寝て、明日からも頑張らねば!!






そんなわけで、酒も入ってることやし、きっと支離滅裂な文章やろうけど寝ます。




おやすみなさい(*^▽^*)








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