After GW :富山できときと | ワイン吟遊詩人 BRUT SAUVAGE

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ある時はソムリエ、またある時は実業家(笑)、またまたある時は風来坊

GW はみっちり仕事でした。そして終わったら連休。もちろん旅に出るんですが天気が良くない。高確率で雨予報・・・orz。最近は直前まで天気予報をチェックして予定変更、行き先を決めることが多いのですが、今回は当初の予定のまま強行しました。行き先は富山!

 

ここ数年、ホタルイカ漁を見学するという野望を抱いていたのですが、今年もうまく日程が合わずまたもや実現不可。せっかく歴史的な豊漁だというのに。

立山アルペンルート横断完全制覇(前回は車で行ったので長野側から立山室堂間を往復した)というプランも止まなそうな雨予報にて断念。なのでこの時期に現れる称名滝と立山室堂の雪の回廊はオアズケ。

でも富山は楽しい。特にこの時期はいろんな見所がある。こんなにも富山にワクワクするのは私が富山のクォーター(母方の祖母が富山出身)であるからかもしれない。そしてとにかく寿司が美味い! 悪天候でも富山に来たのは寿司のためといっても過言ではない。

特産のホタルイカ、白エビは4月・5月がベストシーズン。とにかく食べまくりました。ホタルイカは刺身・茹で・寿司・こぶしめ・・・たぶん30パイ(匹?)以上は食べた!

もちろんノドグロも。いやぁやっぱり富山の寿司は美味い。きときとです。

 

さて、富山に来たもののホタルイカ漁も立山も諦めたので、時間はたっぷりあります。

富山市役所の展望塔にて景色(最初の写真。ちなみに展望室は貸切状態でした)を楽しみつつ考えた結果、カーシェアを利用してドライブすることに。まずは県境を超えて石川県津幡町へ。

倶利迦羅不動寺・山頂本堂(せっかくの山頂なのに遠景ゼロ)、そして・・・

黒い平等院鳳凰堂みたいな別院・鳳凰殿へ。

そして富山県に戻り、いつかサイクリングしたいと思っていた街・小矢部に向かいました。ここはいわゆるメルヘン建築で街興しをしておりまして、近代の模倣ではありますが中性ヨーロッパ風の建物が多いんです。

この立派な建物、幼稚園的な施設ですよ。細い路地の古い住宅街の中に忽然とあります。その微妙な異空間的コントラストの妙を味わいたかったのですが、市内に散らばるそれらの建築を廻るにはやはり車は不適合(標識もナビ案内もナシ)なようで、やっぱり地図片手にのんびりサイクリングなのがよいのかもしれません。

車を走らせていると知らないタワーを発見。こんなのあったんだと近づいてみました。クロスランドおやべ。あ、そうか、これはひょっとすると・・・散居村が見られるのではっ?!

はい、当たりでした。北は小矢部市街、南はこの地方特有の散居村集落。田んぼに水を張る五月に見てみたかった風景です。去年四月は砺波の山上から遠く広く見渡しましたが、ここからは間近にじっくり見られます。

見事な田園地帯です。水田に浮かぶかのような家が点々とずっと先まで続いています。曇天でもこの幻想的風景。晴天や夕日の時なら、水面に反射してさぞかし美しいでしょうね。この日は夕焼けにはならないので(ちなみに展望室は貸切状態でした)これにてこの日は観光終了。

 

クロスランドおやべ、ここは再訪必至だな・・・オススメです。

(つづく)