花見を諦めてお札を考えてみた | ワイン吟遊詩人 BRUT SAUVAGE

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ある時はソムリエ、またある時は実業家(笑)、またまたある時は風来坊

もう四月になった。桜(主にソメイヨシノ)はやっと咲き始めたがまだまだまばら。樹の個体差が激しいようです。

三月下旬と四月初めに空けておいた花見用の休日は全て予定変更となりました。とりあえず今日は目黒川沿いを様子見に早足で歩いてみたけれど、不動前〜目黒新橋〜目黒美術館の辺りは三分咲き以下といったところか。

中目黒周辺のほうが咲き具合はいいようだが、まだまだ半分くらいだ。同じ地域内の樹でも最盛期が分散しそうだな。

本来ならこの連休は旅先で桜を愛でる予定だったのだが、それもどうやら難しそうだ。しかも明日は全国的に雨なので、観光マインドはすっかり消え失せていた。それでも気力をふ振り絞ってちょっとだけ遠くに・・・。

唐突に思いつき埼玉県深谷市へ。深谷駅は東京駅と同じ意匠で建てられている。これが見たかった。しかし来てみたら、見たかったあとの二つ、旧煉瓦工場は修復により閉鎖中、擬洋風建築の深谷商業高校旧館二層楼は土日のみ公開・・・ということで、ハイ、これにて観光終了 orz

渋沢栄一の故郷、今年七月に新紙幣となったら混むだろうから今のうちに、と思ったのに。

ところで新紙幣。デザインも肖像も気に入らない。このことを考えると憂鬱だ。ウラがあってナマグサイ、公然と妾・庶子がいた近代の人物がお札の顔になるってどうなのよ。諸外国では建築物や自然・動物など当たり障りがない紙幣のデザインの主流になっているというのに。

 

帰りの電車内で新紙幣にふさわしい絵を考えて(妄想して)みた。

一万円札 伊勢神宮内宮(神社建築・但し絵柄が簡素になりそうなのが難点)

五千円札 迎賓館赤坂離宮(近代洋風建築・国宝)

千円札  姫路城(城郭建築・国宝)

十円硬貨とかぶるけど平等院鳳凰堂(寺院建築・国宝)もいいなぁ。瀬戸大橋や錦帯橋もいいかも。要は横に長い建築がいいってことね。

ノルウェイの紙幣。ここまで斬新じゃなくても・・・。

まぁでも、紙幣がいらなくなる時代が来るのかもね。