今日も心理のお話し
本を読んでいるとお金の流れと気持ち(感情)は結びついている。
気持ちよく使おうとか、お金はお金が好きで気持ち良い人にあつまる。とか書いてますね。
お金と気持ち(感情)は結びついている。
漠然とはわかりますよ。もちろん。
具体的な図式で考えるともっとわかるな、とこの前気づきました。
そのヒントになったのがこちらの本。
金持ち父さん貧乏父さん
金持ち父さん貧乏父さん
3,200円
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簿記的な図をもちいて説明がされてる。
私にはこの図がすっと入ってきました。
お金持ちの人のお金の流れと貧乏な人のお金の流れ。
左の貧乏な人のお金の流れは、収入に対して、支出(生活費)と負債(ローン)を払うだけ払って余ったお金が資産として残せるか、残せないか。
残せても大きな支出(進学費用・旅行・車買い替え)なんかが起こると吹き飛ぶ。
収入にたいして、支出・負債が大きすぎる生活をしていたら、それはもう破綻の道まっしぐら。
一方で右のお金持ちさんのお金の流れは収入から支出・負債を払うことは一緒だけれど、その出ていくお金がシンプルであること。
あとは貯金に回すだけじゃなくて、資産を増やす投資などを行っていること。
知的財産っていうのは、特許とか印税なんかを指すよ。
まぁ投資といってもお金がどこかに消え去るような投資の仕方もあるわけで、一口で儲かるとは言えないけど。
この図をみた時に人の感情の流れとよく似ているな、と思ったんですよね。
日々生活できている安定や喜び、充実、気力が収入とすると、マイナス感情(嫌な出来事・頑張らないといけないこと)にエネルギーを使う。
でももっと消費していくのが、負債の感情(トラウマ・囚われた感情)。
日々使えるエネルギーはほぼ一緒。瞬発的に大きなエネルギーが入るときはあるけど、それは一時的なもの。
支出(怒り・嫌味)と負債(消えない怒り)の感情をたくさんもっている人と話すと疲れますよね?
だから人もすこし距離をとります。すると、収入が減るんですよね。
じゃあ収入が減ったのに、支払いばかりが増えて心のエネルギーが破綻の道へと進んでいきます。
でもどうにもこうにも、支出と負債が大きい時もある。その時に周りからエネルギーを奪うやりかたではなく「理解してもらう」という土台の人間関係があるかどうかはとても大きい。
支出と負債を払っても収入が途絶えない、それがよい人間関係。
感情的に豊かにまわりやすい人は、お金と一緒で支出と負債のはらいを少なくできている感情の使い方の人です。
そして、その豊かさをつかって周囲を幸せにするから、周囲からも好かれて、もっと収入(喜び・安定・充実・気力)が手に入りやすい。
図の★をどれだけ少なくできるか。
そして感情の収入源は自分で自分を喜ばせる幸せにすることと、人との結びつきで得られる喜び信頼が多くを占めている。
一時的にとても困難なことが多く、この支出★と負債★が大きくなることはあります。
でも普段、右の感情のお金持ちの流れをつくっていられたら、一時的な困難な嵐の時期を抜け出すための手を差し伸べてくれる人がいることに気づけるはず。
辛い時があるからこそ、日々是好日の気持ちを大切にしたいですね。