アプローズ | toiro labo  心に映る色言葉を翻訳します

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カラートランスレーター(色の翻訳家)鶴田実花
人生の塗り絵を書くなら何色をえらぶ?自分を彩る色は、自分史を語ります。
投影された心をカラーボトルに映し出し、心の声を聴きます。
ほっと一息つきたいとき、ちょっと振り返りたいとき、一休みのお手伝いをします。

少し前の話になるんだけど、去年の年末に大掃除をがんばっていると宅配便が……。
覚えがなくても宅配便が届くとテンションがあがりますよね。
絶対何か?は届くから(笑)
すると青いバラ(アプローズ)が届いたんですよね。

「はて?誰から」

見ると旦那さんから私宛てにでした。
一緒に住んでますよ

どうやら贈り物を頂けたよう

市場に出回り始めて売れ行き好調すぎて中々手に入らないし、結構高額商品でした。
ニュースでは花屋が不況で花がいつもより売れない、とクリスマスにしてたのが記憶に新しいところ。
アプローズに関しては不況知らずといったところでしょうか。
なんせ幻の青いバラ

P1040629 アプローズの意味は「喝采」
花言葉は「夢かなう」

まさに幻の花にふさわしいですね。

ここでバラのことを少し。

バラには青い色素である「デルフィニジン」というものが含まれないため今まで青いバラが出来ずにいたみたい。


でも研究を重ねてサントリーが豪州の子会社フロリジンと共同開発に成功したんです。


最初はこの「デルフィニジン」を100%持たせることができても、中々青くならなかったようだけど。


バラの品種をかえるなど、大変だったみたい。そして成功してからも市場に出回るのに五年。

ただ別の意味での問題もあるみたいだけど。


自然界の他のバラとの花粉交雑の心配とか。今のところ青いバラは花びらには青い色素が含まれるのに、花粉には含まれていないらしいから、不思議。


今後は花粉なしバラの研究がされるそう。


さて実際のアプローズはというと、香りがとてもいい
癒される。

前回の記事にカラーバスを伝えたけれど、花身近におくことはとってもいい。

花は生きているから、私たちに力をくれます。


それに身に着けるものの色を変えるには抵抗があっても花から簡単に取り入れることができるから。

自分の心が弱っているときに花が枯れやすいのは、花からパワーをもらっているから。

少しかわいそうだけど、花を買い習慣は色を意識するのにとっても有効。


ぜひぜひ試してほしいところですね。




花を選ぶときはカラーに注目して!!


元気を出したいとき、元気がないとき、心の傷をいやしたいとき。


絶対に心惹かれる色があるはず。素直に手にとってみてください。その瞬間から足りない「気持ち」に色が反応しているので。