2015年1月1日(9年前)
☆☆☆今年は、7年に一度の善光寺ご開帳!!☆☆☆
皆さん、今晩は、今日元旦に”牛に引かれて善光寺”、7年に一度のご開帳が行われる善光寺に初詣に行ってきました。 思っていたより、スムーズに本殿真横の駐車場に入れ、あまり待つこともなく参拝できました。
御開帳とは
数え年で七年に一度、秘仏である御本尊の御身代わり 「前立本尊」(鎌倉時代・重要文化財)を本堂にお迎えして行う「善光寺前立本尊御開帳」。 仏都の春、御仏とのありがたいご縁が生まれます。
善光寺の御本尊「一光三尊(いっこうさんぞん)阿弥陀如来」は、ひとつの光背の中央に阿弥陀如来、向かって右に観音菩薩、左に勢至菩薩が 並ぶ、善光寺独特のお姿をされています。白雉5(654)年以来の秘仏であり、鎌倉時代に御本尊の御身代わりとして「前立本尊」が造られました。普段は御 宝庫に安置されていますが、数え年で七年に一度の御開帳の時だけ、特別にお姿を拝むことが叶います。
中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた金糸は五色の糸にかわり、白い善の綱として、本堂前の回向柱に結ばれます。その回向柱に触れることは、前立本尊に触れるのと同じこと。ここにありがたいご縁が生まれ、その功徳ははかりしれません。
回向柱に触れて
如来さまとのありがたい結縁
回向柱とは、卒塔婆の一種で、御開帳期間中に本堂前に立てられる高さ約10mの柱です。前立本尊の御手と「善の綱」によって結ばれるため、前立本尊に触るのと同じ御利益あるといわれます。
松代から寄進される回向柱
三百年余の歴史、脈々と今に。
宝永4(1707)年現本堂が再建された際、松代藩が幕府から普請の監督を任されました。それが縁となり、現在まで三百年余にわたって松代から寄進されています。
奉納行列と共に、善光寺へ。
回向柱は、大名行列や姫行列と共に松代町を練り歩いた後、牛に引かれて善光寺にやってきます。途中引き綱に触るとご利益があると言われ、沿道にはたくさんの人が詰めかけます。
最初は、雪が降っていなかったですが3時前頃から舞い始めました。
*お決まりの、本殿前でお守りを買いました。
*ここで少し、善光寺と真田家の関係に付いてのお話をご紹介します。 もちろん、歴史に詳しい方は、ご存じでしょうが、真田幸村(信繁)は西軍(石田三成ひきいる豊臣側)に付いたので、”大坂の陣”で戦死しましたが、幸村の兄の真田信行(信之)は東軍(家康側)に付いたので、江戸時代になって、善光寺に近い松代で松代藩主をおおせつかり、幕末まで十数代に渡って真田家を守ってきました。下記記述をご覧頂くとお分かりになりますが、近くの善光寺と真田家の関係が昔からあった事が伺えます。
善光寺: 松代藩真田家古塔
長野県WEB観光案内所(ホーム)>長野市:歴史・観光・見所>善光寺>松代藩真田家古塔 |
|
それでは、New Year Holidaysを楽しんでくださいね!!
Have a ravishing New Year Holidays, Folks!!
From BRUIN Shinsyu Ueda Japan
Since 1999
Jan 1.2015