今夏は、この月中旬、盆を境に終わった。
8月11日の台風の襲来に始まり。
3日をかけて列島を北上していったかと思えば、
豪雨、洪水、土砂災害という
大きな災厄という置き土産を
残して行った。
昨年の京都市内のそれを凌ぐ洪水。
福知山市がかつて、洪水の町として知られ、
世に広まるようになってから
(治水工事が進んで1980~2002年くらいまでは一時、忘れ、忘れられて)
久しくなっていたのに。
10年前の台風23号の襲来以来、
再び、京都北部、丹波の最も低い福知山盆地は
皮肉にも洪水の町の汚名を挽回することになった。
そして2014.8.17の大浸水。
台風の1ケ月早い到来、夏は今年、この時点で
すでに遠のいていたのだ。
花火大会会場の爆発事件が起きた昨年に引き続いての
ほぼ365日後に、図ったように押し寄せた町に衝撃を与えた
大水の仕打ち。
我が町が呪われている、畏怖する人が
増えたに違いない。
あの由良川の堤防の畔に、そのずっと昔から祀られている
水天宮の怒りをかったのではないか。
(花火大会爆発事故現場は堤防を挟んで水天宮の社のほぼ真下だった)
市民の不手際と驕りに、鉄槌が下されたのではないか。
そういう畏れを禁じえない何か。
改めて、同市民がしっかりと水天宮に供養を兼ねた
お参りと祈念が求められてるのではないだろうか。
台風11号の襲来以来、どんよりとした重い前線が
心に浮遊し続けているのは、そのせいかもしれない。
などと、非科学的な妄想を繰り返している。
晴れの陽光には、確かに熱射病を誘因するに十分な
直射量を感じるが、まさにそれでこそ夏、なのだから。
来年こそ、あの頃を彷彿とさせる夏らしい夏を
望んでやまない。
福知山市を覆う呪縛を解く、何か。
陰陽師にご登場願うようなご大層なものではないだろうが。
もし来夏が、同じような天変が起きれば
彼の登場もあながち、夢戯言で終わらないだろうから。
