1970年代の終わり、中3の3学期。

F市の公立高校に無事、合格していた。

数学以外はあまり得意ではなかったので、

親は気がきではなかったろう。

アインシュタインに憧れていた。

「動いている物体の電気力学」。

その論文(文庫本)は、

中等レベルの代数学を習得していれば理解できる、

という先生の言葉に魅了された。

高2の春に、その文庫本を開いたが、

糸口さえつかめず挫折した。

方程式、関数、ベクトル。

多項式の応用展開の連続。

大学は人文系に進んだ。

遊戯店は、稼ぎと遊びの両立を果たすアルバイトになった。

手動式の台から玉を打ち上げ、チューリップをめざす。

釘を読み、的中が確からしい放物線を空想し、台を選んだ。

店内に、開けチューリップが流れていた。





PS.
特別な理由もなく、ブログからしばらく遠ざかっていた。ブログは基本、自宅のパソを使って書いているのだが、11月の後半からめっきり夜が冷え冷えしているがために、パソに向かう気になれなかった。ちなみにパソはノートではなく、今では旧式のDTPのため部屋に暖房でも焚かないと 足腰はもちろん、カーソルを走らせる指が凍えて作文どころではなくなるため。しかも、息子が中1になり、パソのある居間で所用をしているため、深夜まで床につかなくなり、こちらも気が散って集中できなくなる…いわゆるどうでもいいような理由で、今日は書きたいとは思いつつ、明日には明後日には書こうと思いつつ、現在に至ってしまった次第。拙文を綴る余裕があるくらいなら、家族の2、3年先の在り様について思案する方がよい、と妻から叱咤されるだろうが。彼女にはバレていないので、ヨシとしよう。上記の散文は、僕自身のことではなく、当時の友人の2つ年上の兄(当時高3)で少しヤンチャな高校生活を耳にしていたエピソードが元になっている。いずれにせよ、今、アミューズメントに煙草をくゆらせながら入店している不良な高校生など皆無に等しくなった。パンチパーマにボンタンにタンランに、リーゼントに…ヤンキーで喧嘩っ早くて、とんがった奴、その癖、意外にも得意な教科だけはずば抜けているなんて奴、もうどこにも見かけない。







●ちょうど6年前の晩秋から初冬にかけ、書いていながらアップし忘れていた散文が数十本、古い控えフォルダから先ほど発見。時節に沿って、その時折の心象を成り行きに任せて綴ったショートストーリーのよう(こんなの書いていた事も先ほどまで忘れていた)。デフォルメを一切していないので、お見苦しくご不明な点があろうかと存じますが、どうかご海容ください。 ではまた後日、別の散文をアップします。