古い電気器具 | マイブログ

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こころのカラー。いつもレインボー(虹色)ならOK、でもモノトーンのときも。いずれ、じかんに刷り込まれては、無常で透明に・・・。折々のそんなこころを集めていくさきに、きっとなにかあるのかも。

以前、古い電気製品を販売するときの規制が設けられたことが、一時期大きなニュースとなっていた。


年代の古い電気器具類は危険性が高いとの理由から、設けられた規制だと記憶している。


ユーズド製品を扱う店にとっては大問題だということで、猛反発があったがその後どうなったのだろうか。


ビンテージ品は規制対象外となったらしいというのは聞いていたし、それはそうだろうなーと、納得したものだ。


秋葉原などのジャンクパソコン類も規制対象になっているのだろうから、販売店はそれなりの対応をとっておられるのだろう。


この規制で検挙されたという例を知らないが、学生時代に探し回ったような古い電気製品が並ばなくなったのは確かかもしれない。電気製品の事故も減った様な気もするが・・・・・・。


しかし、それは電気製品の事故よりも、人間が人に及ぼす事故が増えてきたため、相対的に目立つニュースになっていないからなのか、よくわからない。


新しい技術も勿論いいけれども、あちこちが現在では不完全な古い電気製品がもっている味わいもまたあるものだ。モノに味わいを覚える、これはどうしようもない感覚で、山好きが山に行きたがる感覚と同次元とおもっている。


古い電気器具は国内から一掃しようという規制は、安全、安心がトレンドとなった時期と重なる。その後の詳細は知らないが。


どこか寂しさを感じたものだった。


このところ真空管アンプを愛用しているせいか、昔のニュースを思い出した。


蒸気機関車からディーゼルへ、そして電車へと変遷する過程をみる気がする。


蒸気機関車がどんどん廃止されていく頃から、鉄道に対する愛着が確実に変わったことは自分の中では確かだ。