歌舞伎襲名披露公演前のランチはスパニッシュ、スペインクラブ、銀座 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

歌舞伎鑑賞記事が続いてしまうが、お目出度い襲名披露公演なので時系列を飛び越えてアップすることに。

5月のこと、ちぃさんと東銀座で待ち合わせ。

 

歌舞伎鑑賞の前に歌舞伎座近くのお気に入りのレストランに遅めのランチに向かう。

 

ランチのお店は、『スペインクラブ銀座』。

 

平日の13時だが、広い店内は満席の賑わい。

 

何時もは四人用の広いテーブルで食事をしているが、今日は満席なのでこちらのテーブルで。

 

早速スパークリングワインを抜栓。

カスティーリャ=ラ・マンチャ州のボデガス・ロザーノが造る、グラン・デルシオ、グラン・セレクション、ブリュット・キュヴェ。

ボデガス・ロザーノは1853年からワイン造りを続ける家族経営のワイナリー。

 

ちぃさんと乾杯。

このコースでは今までは上質のカヴァだったが、物価上昇の中で仕方がないが、ワインの格が下がってしまったのが残念。

「私達が何時も沢山飲んじゃうからコースメニューからカヴァが消えたのかも」とちぃさん。

店長の鈴木さんに、価格を上げて良いから美味しいカヴァを飲めるコースにしてもらいたいと要請。

グラン・デルシオはデイリーワインではあるが、フレッシュ&フルーティーで気楽に飲めるスパークリング。

 

前菜盛り合わせが届く。

 

原木から切り出したばかりの、36ヶ月熟成イベリコ・ベジョータ。

脂が甘くて美味い。

 

ラ・マンチャ地方の羊乳チーズ、ケソ・マンチェゴ。

こんな削り方をしているが、スイスのテット・ド・モワンヌではない。

 

カタルーニャ州の白カビサラミ、フエ。

カリッと揚げられたアーモンドも美味い。

 

タコのポテサラ。

中にタコがたっぷり入っている。

掛けられているのはアイオリソース。

 

前菜でスパークリングワインが進む。

アルコール度数が11%と低いので、どんどん飲めてしまう。

 

前菜の次は、スープ。

 

トウモロコシとエダマメとベーコンのスープ。

 

バゲットに似ているが、これはスペインのパン・デ・バラ。

 

メイン料理が届く。

 

イベリコ豚肩ロースのソテー、シェリーヴィネガーとオニオンのソース。

 

添えられているのは野菜の煮込み料理、ピスト・マンチェゴ。

 

〆はシーフード・パエリア。

 

何だか何時もより量が多い気がする。

海老はソフトシェルで、殻まで全て食べることが出来る。

ちぃさんと過ごす、東銀座の楽しい午後は続きます。