高知から友人を迎えて、美食米門 品川港南 ワイン&グリル、からのグリル&バー AW55、品川 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

1月のこと、高知のかずみさんをお迎えして、友人達と品川の『美食米門 品川港南 ワイン&グリル』で過ごす楽しい午後の続き。

 

飲んでいるシャンパーニュは、G.H.マーテルが造るシャンパーニュ、ポル・ジェス、ブリュット。

 

あっという間に二本を空けてしまい、これは三本目。

 

岩中豚肩ロース肉の鉄板焼き、香味野菜の濃厚ソース。

 

このソースが豚肉によく合う。

 

写真ではわかりにくいが、ほんのりピンクの焼き上がり。

 

〆は、ご飯、味噌汁、香の物。

 

そしてシャンパーニュは四本目。

これも飲み干してしまう。

 

デザートの水信玄とわらび餅の黒蜜かけも美味しく完食。

 

話しが弾み、ランチ営業の最後の客となってしまった。

シャンパーニュをたっぷり飲んで気分良く店をあとにする。

 

品川駅に戻る道すがらも話は止まない。

ほろ酔いだが、まだ陽は高い。

 

このメンバーはこのまま帰るほど軟ではない。

アトレのレストラン階に吸い込まれるように入る。

休日の午後、どの店も満席。

何とか『グリル&バー AW55』で席を確保。

 

午後三時で満席とは驚き。

 

ランチではシャンパーニュしか飲んでいないよね、ということで赤ワインを抜栓。

 

イタリア、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のアントヌッティが造る、アントヌッティ、メルロー、2021年。

1921年にアントヌッティ家が設立した家族経営のワイナリーで、フリウリのグラーヴェ地区に50haの畑を保有。

 

ぶどうはメルロー100%、ステンレスタンクで発酵後、500ℓの樽で6ヶ月間熟成。

綺麗な果実味を持ち、タンニンはマイルドなミディアム・ボディ。

バックラベルに違和感があるのでよく見ると、ミラー反転している。

これって印刷ミス?、誰も気が付かないまま世界中に輸出されたのだろうか。

ミラー反転したQRコードを読み込むとどうなるのか試してみればよかった。

 

ランチ営業が終わり、カフェ時間に提供されるのはスイーツかパスタのみ。

茨城県宮本三兄弟の蓮根とアンチョビのペペロンチーノ。

 

茹でた蓮根と揚げた蓮根の二種の歯応えが心地よい。

 

パスタをお供に飲むメルローも良いものだ。

 

季節野菜とベーコンのアマトリチャーナ。

 

茄子とベーコンとポモドールソースは王道の組み合わせで美味い。

友人達と過ごす、品川の楽しい午後は続きます。