紅葉を求めて京都への旅、 リゴレット・スモーク・グリル & バー、祇園 10 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年11月のこと、大学時代の友人たちと巡る京都旅の続き。

伏見での酒蔵巡りを終えると、ディナーの店に向かう。

 

時間が押していると思って急いで移動してきたが、友人の勘違いでディナーの予約時間、そしてお店の開店時間は30分後。

そこで祇園界隈をしばらく散策。

 

白川の水は清らか。

 

日が暮れ、人出が増えている。

 

『いづう本店』の前を通過。

ここには何度か来ている。

 

続いて花見小路。

 

ここは祇園でも人気の場所なので、ガードマンさんが何人も出ていて人流整理をしている。

 

『一力茶屋』の前を通過。

 

崇徳天皇御廟にお参り。

崇徳天皇(第75代)は、平安時代の末、保元の乱(1156年)により讃岐の国へ御配流となり、彼の地で長寛2年(1164年)夏、46歳で崩御。
五色台白峰山の御陵に奉葬されたが、天皇の寵愛篤かった阿波内侍が遺髪を請い受けてここに塚を築かれたとのこと。

 

崇徳天皇御廟のお隣は、祇園花見小路甲部歌舞錬場。

 

歌舞錬場に祇園花街芸術資料館が2024年5月15日に開館している。

 

ここが祇園花街芸術資料館。

まだ紅白の幕が張られている。

 

祇園花見小路甲部歌舞錬場。

大阪の叔母(故人)が裏千家の幹部で、ここで開催される「都をどり」の席を取っていたので、若い頃は毎年観に来ていたことを思い出す。

80歳を過ぎても洋装の時は何時もハイヒールの素敵な叔母だった。

 

予約時間になったので、青柳小路の店に向かう。

 

茶屋造り一軒家は『リゴレット・スモーク・グリル & バー』。

 

東京の『リゴレット』ではよく食事をしているが、京都祇園店はまた違った趣があって素晴らしい。

暖簾をくぐり、店内に進む。

 

ここはスパニッシュ・イタリアン。

一階のメインダイニングは広いが、一時間後には満席となった。

 

まずはスパークリングワインを抜栓。

 

皆さんブログをしていないので、乾杯写真が上手く撮れない。

そこで、グラスをまとめて置いて撮影することに。

 

抜栓したボトルは、イタリア、ヴェネト州のコル・メシアンが造る、スプマンテ、コル・メシアン、ブリュット、ロゼ。

 

フランボワーズやストロベリーの甘い香り。

口に含むと、キリリと引き締まったブリュット。

 

ぶどうは、ピノ・ノワール、ガルガーネガ。

アルコール度数は11%と軽め。

 

グラスをよく見ると、ビルカール・サルモンのマークが。

ビルカール・サルモン、ブリュット、ロゼは、エノテカで買うと1本16,280円するので、飲んでいるスプマンテとは大違い。

好きなシャンパーニュで、今現在私のセラーには2本入っている。

大学時代の友人たちと祇園で過ごす、楽しい夜は続きます。