昨年11月のこと、大学時代の友人たちと巡る京都旅の続き。
念願の鯖寿司ランチを終えた後は、酒蔵訪問に向かうことにする。
先ずは、伏見の街の概要を頭に入れる。
ここは『京都・伏見 神聖酒蔵 鳥せい』。
神聖を醸す山本本家が運営する、鶏料理専門店。
昼から飲める、飲兵衛の味方のお店だ。
ここは人気のおでん専門店、『べんがらや』。
目的の場所に来た。
後ろを振り返ると、長く続く蔵。
前を見ても、長く続く蔵。
ここは、月桂冠大倉記念館。
レセプションで入館手続きをし、見学開始。
月桂冠の販売コーナーもあるが、見学後に立ち寄ることにする。
月桂冠の歴史、酒造りの紹介が充実していて楽しい。
今まで多くの酒蔵の見学をしているが、やはり大手の施設は規模が違う。
大量に撮影したが、切りが無いので2枚のみアップ。
見学が終わると、試飲ルームへ。
入館料には、ぐい呑みが一つと試飲で使うコインが三枚含まれている。
試飲できる酒は10種類で、その中から三種類を選ぶ。
ぐい呑みには月桂冠と大倉記念館の名前入り。
製造元は、美濃焼の小田井窯。
コインを投入し、飲みたい酒のボタンを押すと酒がぐい呑みに注がれる仕組み。
当然、高価な純米大吟醸から飲み始める。
最初の酒は鳳麟 純米大吟醸。
鳳凰と麒麟から名付けられた酒で、使用米は五百万石と山田錦、精米歩合は50%。
笠置屋 山田錦 大吟醸。
笠置屋は創業当時の屋号。
使用米は山田錦、精米歩合は35%。
京しぼり 祝米大吟醸。
京都産の酒造好適米”祝”を50%まで磨いて醸された酒。
試飲を終えると、中庭に出る。
とにかく敷地が広い。
これは創業当時から湧き出ている名水、”さかみず”。
水は飲まなかったが、試飲に使ったぐい呑みを持ち帰るためにここで洗わせてもらう。
見学を終えると、販売コーナーで購入する酒を選ぶ。
試飲はしていないが、月桂冠 新米新酒 純米大吟醸 生酒を購入。
月桂冠大倉記念館を出ると、次の目的地に向かうことにする。
月桂冠大倉記念館の裏を流れる濠川に架かる辨天橋を渡る。
ここには十石船の乗り場がある。
reinaさんはここから船に乗られたのだろうか。
これが、十石船。
濠川は、淀川の支流。
ここは日本では珍しい河港の伏見南浜港があった場所で、米が降ろされ、酒が積まれたのだそうだ。
川岸の遊歩道に降りる。
川面が近い。
向かい側には十石船の乗り場。
長い塀の向こう側は、先ほどまで居た月桂冠大倉記念館。
しばらく川沿いを歩くことにする。
大学時代の友人たちと過ごす、楽しい京都の旅は続きます。