紅葉を求めて京都への旅、伏見の酒蔵巡り、月桂冠大倉記念館と十石船 8 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年11月のこと、大学時代の友人たちと巡る京都旅の続き。

 

念願の鯖寿司ランチを終えた後は、酒蔵訪問に向かうことにする。

先ずは、伏見の街の概要を頭に入れる。

 

ここは『京都・伏見 神聖酒蔵 鳥せい』。

神聖を醸す山本本家が運営する、鶏料理専門店。

昼から飲める、飲兵衛の味方のお店だ。

 

ここは人気のおでん専門店、『べんがらや』。

 

目的の場所に来た。

後ろを振り返ると、長く続く蔵。

 

前を見ても、長く続く蔵。

 

ここは、月桂冠大倉記念館。

 

レセプションで入館手続きをし、見学開始。

 

月桂冠の販売コーナーもあるが、見学後に立ち寄ることにする。

 

月桂冠の歴史、酒造りの紹介が充実していて楽しい。

 

今まで多くの酒蔵の見学をしているが、やはり大手の施設は規模が違う。

大量に撮影したが、切りが無いので2枚のみアップ。

 

見学が終わると、試飲ルームへ。

 

入館料には、ぐい呑みが一つと試飲で使うコインが三枚含まれている。

試飲できる酒は10種類で、その中から三種類を選ぶ。

 

ぐい呑みには月桂冠と大倉記念館の名前入り。

製造元は、美濃焼の小田井窯。

 

コインを投入し、飲みたい酒のボタンを押すと酒がぐい呑みに注がれる仕組み。

 

当然、高価な純米大吟醸から飲み始める。

最初の酒は鳳麟 純米大吟醸。

鳳凰と麒麟から名付けられた酒で、使用米は五百万石と山田錦、精米歩合は50%。

 

笠置屋 山田錦 大吟醸。

笠置屋は創業当時の屋号。

使用米は山田錦、精米歩合は35%。

 

京しぼり 祝米大吟醸。

京都産の酒造好適米”祝”を50%まで磨いて醸された酒。

 

試飲を終えると、中庭に出る。

とにかく敷地が広い。

 

これは創業当時から湧き出ている名水、”さかみず”。

水は飲まなかったが、試飲に使ったぐい呑みを持ち帰るためにここで洗わせてもらう。

 

見学を終えると、販売コーナーで購入する酒を選ぶ。

 

試飲はしていないが、月桂冠 新米新酒 純米大吟醸 生酒を購入。

月桂冠大倉記念館を出ると、次の目的地に向かうことにする。

 

月桂冠大倉記念館の裏を流れる濠川に架かる辨天橋を渡る。

 

ここには十石船の乗り場がある。

reinaさんはここから船に乗られたのだろうか。

 

これが、十石船。

濠川は、淀川の支流。

 

ここは日本では珍しい河港の伏見南浜港があった場所で、米が降ろされ、酒が積まれたのだそうだ。

 

川岸の遊歩道に降りる。

川面が近い。

向かい側には十石船の乗り場。

 

長い塀の向こう側は、先ほどまで居た月桂冠大倉記念館。

しばらく川沿いを歩くことにする。

大学時代の友人たちと過ごす、楽しい京都の旅は続きます。