昨年11月のこと、大学時代の友人たちと巡る京都旅の続き。
今夜のディナーのお店は綾小路の人気店、『吟味屋 菜々色』。
三種類目と四種類目の酒を注文。
右側の酒は、石川県白山市の小堀酒造店が醸す、萬歳楽 純米 初しぼり 生酒 石川門。
使用米は白山市産の石川門、精米歩合は70%。
石川門は石川県の酒造好適米。
左側の酒は、京都市伏見区の北川本家が醸す、富翁 しぼりたて 無濾過生原酒。
使用米は非開示、精米歩合は70%。
アルコール度数は19%もある。
鰻とチーズの春巻き。
鰻とチーズとは面白い組み合わせ。
揚げたての春巻きが熱々で美味い。
えびせんが付いてくると、タイ料理のようだ。
鶏料理が届く。
一目見たとき、グルヌイユ(カエル)かと思ってしまった。
でもよく見ると皮が付いていて、確かに鶏だ。
甘辛くて美味しく、酒が進む。
五種類目、六種類目の酒を選ぶ。
右は、兵庫県姫路市の下村酒造店が醸す、奥播磨 芳醇辛口 純米吟醸。
使用米は、麹米が兵庫県産山田錦、掛米が兵庫県産兵庫夢錦、精米歩合は55%。
左は、新潟県加茂市の加茂錦酒造が醸す、加茂錦 荷札酒 黄水仙 純米大吟醸。
使用米は岡山県産雄町(80%)、精米歩合は50%。
アルコール度数は13%に抑えられている。
秋刀魚が届く。
三人ともこの秋は秋刀魚を食べるのは初めて。
鰈の骨せんべいはお店のサービス。
「今日は鰈の身は食べていないよね、骨だけ食べるのは初めてかも」、などど言いながらも美味しいので食べ進む。
七種類目と八種類目の酒。
右は、新潟県魚沼市の緑川酒造が醸す、緑川 純米。
使用米は五百万石、精米歩合は60%。
左は、奈良県奈良市の今西清兵衛商店が醸す、春鹿 鬼斬 山廃純米 超辛口 原酒。
使用米は五百万石、精米歩合は58%、日本酒度は+13。
〆はおにぎり。
米の価格が高くなったという話でひとしきり盛り上がる。
飲んだあとのおにぎりは美味い。
と言いながら、まだ飲んでいる。
九種類目と十種類目の酒は最初に飲んだ酒に戻って注文。
右が、三重県鈴鹿市の清水清三郎商店が醸す、作 純米吟醸 和悦。
左が、京都府京都市上京区の佐々木酒造が醸す、西之極 秋上がり 蔵出原酒。
デザートは、レアチーズケーキ。
〆は熱いお茶。
これがほっこりする美味しさ。
最後に、オーナーの林英作さんと名刺を交換してご挨拶。
友人宅に車で戻ると、直ぐ近くのスーパーマーケットで朝食用のパン、牛乳、オレンジジュース、ヨーグルト、カット野菜などを調達。
ついでに、海苔巻き、稲荷ずし、押し寿司のパックとキムチを購入。
バランタインのボトルを開栓し、夜話会。
学生時代のノリで飲んでしゃべってボトルを空けてしまった。
大学時代の友人たちと過ごす、楽しい京都の旅は続きます。