昨年11月のある休日、ちぃさんと半蔵門で待ち合わせ。
一番町に向かって歩いていると、”滝廉太郎居住地跡”の石碑と説明板。
目的の場所は、「いきいきプラザ 一番町」。
この地下に、「カスケードホール」がある。
ホールには開場前から多くのオペラ愛好家が集う。
私たちは開場と同時に入場。
最前列の中央の席を確保。
開演前には110席がほぼ埋まる。
ステージ上部に日本語字幕が映し出される設定。
ステージ上には主催者の河野真有美さんが演奏されるピアノ。
今夜はイタリアのオペラ作曲家、G.ドニゼッティの「ドン・パスクアーレ」の全幕上演という豪華な企画。
2時間半をかけて、全3幕が上演される。
ピアノは主催者の河野真有美さん。
河野真有美さんとはアメブロでお知り合いとなった。
ドン・パスクアーレは、まさに当たり役のバスバリトンの金子亮平さん。
ノリーナは、ソプラノの小澤美咲紀さん。
エルネストは、テノールの黄木透さん。
マラテスタは、バリトンの李昇哲さん。
公証人は、バスの町村彰さん。
そして使用人のメイド役で5人の方々が出演。
「ドン・パスクアーレ」はご存じの方も多いと思うが、あらすじも貼り付けておく。
河野真有美さんはピアノの演奏だけでなく、演出から制作全般まで担当され大活躍。
これだけの公演の企画運営をされるとは、素晴らしい才能と実行力をお持ちだ。
目の前で見るオペラは迫力満点。
時にはアリアで、そして二重唱、三重唱、四重唱と息の合った歌唱が続く。
背景に日本語訳が映し出されるので、目を舞台から外すことなく意味も理解できるのが嬉しい。
喜歌劇ではあるが、若者たちが金持ちの独身老人を騙して罠にはめるという内容だけに、金は無くても同輩の身としては単純に喜んでばかりはいられない。
最後にノリーナが歌う”教訓”は、「歳をとって結婚なんか考えないこと。大変な苦労を抱え込むこととなる」というもの。
最後に全員揃ってのご挨拶。
真ん中の美しいドレス姿の方が、演出・ピアニストの河野真有美さん。
その右に、ドン・パスクアーレ役のバスバリトン、金子亮平さん。
ノリーナ役のソプラノ、小澤美咲紀さん。
エルネスト役のテノール、黄木透さん。
河野真有美さんの左が、マラテスタ役のバリトン、李昇哲さん。
公証人役のバス、町村彰さん。
公演の終了後は、出演者とファンの皆さんの交流の時間。
私も河野真有美さんと色々お話しし、記念撮影。
素晴らしいオペラ公演に感動し、カスケードホールを後にする。
ちぃさんと過ごす、楽しい休日の午後は続きます。